宮古島市議会 > 2021-12-08 >
12月08日-02号

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  1. 宮古島市議会 2021-12-08
    12月08日-02号


    取得元: 宮古島市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-28
    令和 3年 12月 定例会(第9回)          令和3年第9回宮古島市議会定例会(12月)議事日程第2号                           令和3年12月8日(水)午前10時開議 日程第 1    議案第 94 号 令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第7号)    (市長提出) 〃 第 2     〃 第 95 号 令和3年度宮古島市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)                                          (  〃  ) 〃 第 3     〃 第 96 号 令和3年度宮古島市港湾事業特別会計補正予算(第3号)(  〃  ) 〃 第 4     〃 第 97 号 令和3年度宮古島市介護保険特別会計補正予算(第2号)(  〃  ) 〃 第 5     〃 第 98 号 令和3年度宮古島市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)                                          (  〃  ) 〃 第 6     〃 第 99 号 令和3年度宮古島市再生可能エネルギー運営事業特別会計補正予算(第                1号)                       (  〃  ) 〃 第 7     〃 第100号 令和3年度宮古島市土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)                                          (  〃  ) 〃 第 8     〃 第101号 令和3年度宮古島市水道事業会計補正予算(第3号)  (  〃  ) 〃 第 9     〃 第102号 令和3年度宮古島市公共下水道事業会計補正予算(第2号)(  〃  ) 〃 第10    〃 第103号 令和3年度宮古島市農業集落排水事業会計補正予算(第2号)                                          (  〃  ) 〃 第11    〃 第104号 令和3年度宮古島市漁業集落排水事業会計補正予算(第2号)                                          (  〃  ) 〃 第12    〃 第105号 エコアイランド宮古島の推進に関する条例の一部改正について                                          (  〃  ) 〃 第13    〃 第106号 宮古島市保良泉ビーチ条例の一部改正について     (  〃  ) 〃 第14    〃 第107号 宮古島市国民健康保険条例の一部改正について     (  〃  ) 〃 第15    〃 第108号 宮古島市こども医療費助成に関する条例の一部改正について                                          (  〃  ) 〃 第16    〃 第109号 宮古島市平良港総合物流センター設置条例の制定について(  〃  ) 〃 第17    〃 第110号 下地玄信育英基金条例の制定について         (  〃  ) 〃 第18    〃 第111号 宮古島市立図書館条例の一部改正について       (  〃  ) 〃 第19    〃 第112号 宮古島市過疎地域持続的発展計画の策定について    (  〃  ) 〃 第20    〃 第113号 宮古島市道路台帳等作成業務について         (  〃  ) 〃 第21    〃 第114号 伊良部屋外運動場整備工事多目的運動場・建築)請負契約について                                          (  〃  ) 〃 第22    〃 第115号 財産の無償譲渡について               (  〃  ) 〃 第23    〃 第116号 あらたに生じた土地の確認について          (  〃  )日程第24   議案第117号 字の区域への編入について              (市長提出) 〃 第25    〃 第118号 市営土地改良事業(農用地保全)仲原地区の計画変更について                                          (  〃  ) 〃 第26    〃 第119号 沖縄県市町村総合事務組合規約の変更に関する協議について                                          (  〃  ) 〃 第27    〃 第120号 令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)    (  〃  ) ◎会議に付した事件    議事日程に同じ            令和3年第9回宮古島市議会定例会(12月)会議録 令和3年12月8日(水)                                     (開議=午前10時00分) ◎出席議員(24名)                          (散会=午後4時02分)┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃ 議   長(22番)  上 地 廣 敏 君  議   員(11番)  上 地 堅 司 君 ┃┃ 副 議 長(18〃)  長 崎 富 夫 〃    〃  (12〃)  仲 間 誉 人 〃 ┃┃ 議   員(1 〃)  久 貝 美奈子 〃    〃  (13〃)  平 良 和 彦 〃 ┃┃   〃  (2 〃)  下 地   茜 〃    〃  (14〃)  下 地 信 広 〃 ┃┃   〃  (3 〃)  砂 川 和 也 〃    〃  (15〃)  我如古 三 雄 〃 ┃┃   〃  (4 〃)  狩 俣 勝 成 〃    〃  (16〃)  前 里 光 健 〃 ┃┃   〃  (5 〃)  富 浜 靖 雄 〃    〃  (17〃)  西 里 芳 明 〃 ┃┃   〃  (6 〃)  下 地 信 男 〃    〃  (19〃)  友 利 光 徳 〃 ┃┃   〃  (7 〃)  新 里   匠 〃    〃  (20〃)  上 里   樹 〃 ┃┃   〃  (8 〃)  狩 俣 政 作 〃    〃  (21〃)  粟 国 恒 広 〃 ┃┃   〃  (9 〃)  山 下   誠 〃    〃  (23〃)  平 良 敏 夫 〃 ┃┃   〃  (10〃)  池 城   健 〃    〃  (24〃)  山 里 雅 彦 〃 ┃┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ◎欠席議員(0名) ◎説 明 員┏━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━┓┃ 市       長 │ 座喜味 一 幸 君 │ 上 下 水 道 部 長 │ 兼 島 方 昭 君┃┃ 副   市   長 │ 伊 川 秀 樹 〃 │ 会 計 管 理 者 │ 與那覇 勝 重 〃┃┃ 企 画 政 策 部 長 │ 垣 花 和 彦 〃 │ 消   防   長 │ 羽 地   淳 〃┃┃ 総  務 部  長 │ 宮 国 泰 誠 〃 │ 企 画 調 整 課 長 │ 石 川 博 幸 〃┃┃ 福  祉 部  長 │ 下 地 律 子 〃 │ 総  務 課  長 │ 砂 川   勤 〃┃┃ 生 活 環 境 部 長 │ 友 利   克 〃 │ 財  政 課  長 │ 国 仲 英 樹 〃┃┃ 観 光 商 工 部 長 │ 上 地 成 人 〃 │ 教   育   長 │ 大 城 裕 子 〃┃┃ 産 業 振 興 局 長 │ 宮 國 範 夫 〃 │ 教  育 部  長 │ 上 地 昭 人 〃┃┃ 建  設 部  長 │ 大 嶺 弘 明 〃 │ 生 涯 学 習 部 長 │ 楚 南 幸 哉 〃┃┃ 農 林 水 産 部 長 │ 平 良 恵 栄 〃 │ 教 育 部 次 長 │ 砂 川   朗 〃┃┃           │           │ 兼 教 育 総 務課長 │          ┃┗━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━┛ ◎議会事務局職員出席者  事  務 局  長  友 利 毅 彦 君   次  長 補  佐  砂 川 晃 徳 君  次       長  与那覇 弘 樹 〃   議  事 係  長  川 満 里 美 〃 ○議長(上地廣敏君)   これより本日の会議を開きます。                                     (開議=午前10時00分)  本日の出席議員は24名で、全員出席であります。  本日の日程は、お手元にお配りした議事日程第2号のとおりであります。  この際、諸般の報告をします。  事務局長から報告させます。 ◎事務局長(友利毅彦君)   議長の命により、諸般の報告をいたします。  12月7日、座喜味一幸市長から、今定例会に付議すべき追加議案、議案第120号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)の送付がありました。  本日、開議前に議会運営委員会が開催され、追加議案の取扱いについて諮問したところ、本日の日程第1から日程第26までを処理した後、議案第120号の議案上程、説明、聴取、議案に対する質疑を行い、委員会付託を省略し、本日の会議において直ちに処理することと決しました。  また、同日は、座喜味一幸市長から、議案第112号、宮古島市過疎地域持続的発展計画の策定についての訂正の申出があり、同件の訂正方法について諮問したところ、本訂正は誤字、脱字のみであることから、正誤表により処理することと決しました。  この決定を受け、正誤表で処理する旨の通知を正誤表を添付の上、お手元に配付してございます。  諸般の報告は以上です。 ○議長(上地廣敏君)   これより日程第1、議案第94号から日程第26、議案第119号までの計26件を一括議題とし、質疑に入ります。  質疑があれば発言を許します。 ◆平良敏夫君   二、三点ですね。まず、追加議案の議案第120号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)なんですけど、これの説明が欲しいんですけど、何で追加となったかという……                 (「ここじゃない」の声あり) ◆平良敏夫君   これじゃないんだっけ。 ○議長(上地廣敏君)   追加議案は、議案第94号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第7号)の質疑が終わった後にします。 ◆平良敏夫君   なるほど。分かりました。  じゃ、議案第94号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第7号)の6ページの第3表、債務負担行為補正ですけど、ペーパーレス会議システム導入・運用業務が、期間が令和4年度からとなっておりますけど、ペーパーレス会議システム導入・運用業務の説明と令和4年度となっていることの説明をよろしくお願いします。  もう一つは43ページ、4款衛生費、2項清掃費、目でいうと3目し尿処理費ですね。説明の工事請負費減額補正されておりますけど、それの説明をよろしくお願いします。  もう一つが56ページ、10款教育費の2項小学校費、1目学校管理費、説明で学校施設修繕事業(小学校)とありますけど、この修繕費、工事請負費、それの説明ですね。  次、めくって57ページ、同じように3項中学校の工事請負費がありますけど、この説明。  以上ですけど、よろしくお願いいたします。 ◎総務部長(宮国泰誠君)   議案第94号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第7号)、6ページのペーパーレス会議システム導入・運用業務ということで債務負担行為の追加を行っております。これは、前々から議論されておりました議会へのタブレット端末導入を進めようということで、これは議案書等の送付の事務作業の効率化、あるいは資料が大変見やすくなる、あるいは紙書類の持ち運びに係る軽減等が期待されております。これについては来年3月定例会からの導入を目指しておりまして、3月、6月定例会、現行の紙運用とタブレット運用を並行して行った後に、来年9月定例会からタブレットのみでの運用に移行していきたいというふうに考えております。令和4年度からということになっておりますけども、一応今年度の予算のほうで契約のほうは進めていきたいというふうに考えております。 ◎生活環境部長(友利克君)   議案第94号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第7号)のページにしますと43ページになります。3目し尿処理費の14節工事請負費の3億260万円の件についてでございます。本市では、伊良部佐和田地区で計画をしておりましたし尿等処理施設整備事業の計画の見直しを行いまして、新たに荷川取地区の下水道施設、浄化センターの隣接地でし尿等処理施設整備を行う計画を進めております。それに伴いまして伊良部佐和田地区での事業計画を沖縄防衛局に取下げをいたしましたので、この補正予算書にあります3億260万円の工事費については全額減額をするという補正措置でございます。 ◎教育部長(上地昭人君)   議案第94号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第7号)、56ページ、2項小学校費の中の14節工事請負費、まず右側に修繕費113万4,000円、これは北小学校の火災報知機の修繕でございます。  続きまして、452万円の工事請負費でございますけども、内訳としまして上野小学校教室の改修工事、南小学校教室の改修工事、狩俣小学校擁壁改修工事でございます。上野小学校と南小学校は、支援学級の増加に伴って既存の教室を間仕切りをして2つに分け、その改修をする予定となっております。狩俣小学校の擁壁につきましては、危険な破損、倒壊のおそれがある部分がございますので、それと破損部分から運動場にたまった水が民家に流れ込む状況もあるので改修が必要となっており、その改修でございます。  続きまして、57ページ、次は3項中学校費でございます。14節の工事請負費3,791万8,000円でございますけども、まず1点目に、久松中学校プールの破損部の修繕。これプールが水漏れを起こしていまして、経年劣化による水漏れですので、これを塗装したり、亀裂の修繕を行うということで129万2,000円。続きまして、北中学校のバックネット。これも非常に老朽化しておりまして、このバックネットを撤去、それに119万4,000円。その撤去した後にバックネットを設置しますので、これに666万3,000円。続きまして、下地中学校と北中学校の体育館、屋内運動場でございますけども、そこの消防施設が経年劣化により今非常に厳しい状況になっております。その改修事業としまして、下地中学校で1,970万円余、北中学校で1,030万円余の予算計上をしております。よろしくお願いします。 ◆平良敏夫君   ペーパーレスですけど、債務負担行為が令和4年からとなっているのは、令和3年の予算は計上されているんですかね、私が分からないから。令和4年からとなっているから、令和3年はどうなっているかという話です。来年度から始めるという話ししていましたよね。  それともう一つ、し尿処理ですけれども、これ質疑していいのかな。荷川取の計画というのは予算計上されていますか。まだだな、荷川取のほう。変更したでしょう。 ○議長(上地廣敏君)   平良敏夫議員、これ質疑ですか、確認ですか。 ◆平良敏夫君   確認ですね。確認で言いました。 ◎生活環境部長(友利克君)   新たなし尿処理施設関係の予算措置についてでございます。先ほどの43ページの中で、工事請負費については全額減額をしますと。その上のほうに委託料というものがございます。これは、新たな施設の基本設計に係る事業費を委託料1,508万3,000円として補正をしますということでございますので、工事費については減額いたしますけど、基本設計費については措置をしてあるということでございます。ちなみに沖縄防衛局との協議といいますか、提出をしてあります事業費の計画内容につきましては、基本設計費としまして事業費1,328万5,000円。それから、実施設計費について5,558万4,000円。施工費、これは工事費というふうに考えてよろしいかと思いますけども、工事関連費というふうに考えてよろしいかと思いますが、これが20億8,077万7,000円ほど。合計をいたしますと総事業費を21億4,964万5,000円を見込んで沖縄防衛局のほうには事業計画を提出をしたところでございます。 ◎総務部長(宮国泰誠君)   平良敏夫議員の今年度分のこのペーパーレスの予算についてでございますが、補正予算書の33ページに、2款総務費の1項総務管理費、1目一般管理費の中の13節使用料及び賃借料、右のほうに総務管理事務費、使用料及び賃借料ということで125万6,000円計上させていただいておりますが、この分がタブレット端末の2か月分の使用料という形で計上させていただいております。 ◆平良敏夫君   し尿処理事業ですけど、ちょっと確認ですけど、ちょっとよく聞こえなかったんですけど、沖縄防衛局の補助金、助成金は幾らになっていますか。 ◎生活環境部長(友利克君)   失礼しました。先ほど説明いたしましたのは事業費でございますので、事業費21億4,964万5,000円に対しまして補助額を、14億3,309万6,000円を事業計画として提出をしたところでございます。 ○議長(上地廣敏君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆我如古三雄君   私も、議案第94号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第7号)、ページにして23ページ、9款1項1目国有提供施設所在市町村助成交付金、この項の中で今回407万8,000円が補正増されております。上野野原の航空自衛隊基地、それから千代田の陸上自衛隊基地のこれ交付金でございますが、内訳を、航空自衛隊基地が幾ら、陸上自衛隊分が幾らというふうなご説明をお願いします。
    ◎総務部長(宮国泰誠君)   議案第94号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算書、23ページ、国有提供施設所在市町村助成交付金の件ですが、今の基地ごとの交付金は幾らかというようなご質疑だと思いますが、これについては県のほうを通して我々のほうに通知が届くということになっておりまして、私たちとしてはどの施設の分が幾らの交付金に反映されているというふうなものは承知していない、情報を求めてもこれについてはお答えできないというふうな形になっておりまして、あくまでも県の交付決定通知によって予算を計上しているというのが現状でございます。 ◆我如古三雄君   これは、まとめているということですか。まとめて交付されるということですか。 ◎総務部長(宮国泰誠君)   ご質疑のとおり、どこの基地の分、どの施設分ということではなくて、宮古島市に対しての交付金はこれだけですよという形での通知となっております。 ◆我如古三雄君   ちょっとこれ別になりますが、44ページをお願いします。6款農林水産業費、1項農業費、3目農業振興費の18節の負担金、補助及び交付金、重要野菜価格安定負担金、今回215万2,000円が補正されておりますが、内容の説明をお願いします。  それから、49ページ、8款土木費の2項道路橋りょう費、2目道路維持費、節のほうで交通安全特別交付金事業、これは標識等かと思われますが、この説明と14節工事請負費542万3,000円、それから12節委託料の説明をお願いいたします。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   農業振興事務費重要野菜価格安定負担金についてでございます。これは、野菜の市場価格が一定の基準より低落した場合に生産農家への価格差補給金を交付し、生産農家の経営安定を図る制度であります。本年度造成額が215万1,414円となったことによるもので、補正となったのは例年造成額が見込めないため、当初予算では計上せず、補正予算で対応することとなっているということによるものです。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   49ページの2目道路維持費の中で、説明の中で交通安全特別交付金事業の14節工事請負費の542万3,000円ですが、これは市道上野海岸線、それから市道A―78号線は空港滑走路西側の道路ですね。この2つの路線において、区画線、白線を整備することとなっております。整備する予算の計上でございます。  それから、その下のほうの2目道路維持費の委託料632万5,000円ですが、これは伊良部103号線の調査測量設計委託業務です。この伊良部103号線は、最近申請されました伊良部大橋を渡って右手のほうのリゾートホテルがございますが、その前の道路、つまり伊良部103号線が冠水する状態にありますので、その冠水の解消のために測量設計を行い、その後で事業を実施していくという予定での調査測量設計の委託業務でございます。 ○議長(上地廣敏君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆狩俣政作君   議案第94号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第7号)の5ページをお願いします。第2表、繰越明許費補正、10款教育費、3項中学校費の事業名一番下、屋内運動場屋根修繕事業(北中)8,544万2,000円、これたしか9月定例会で修繕費をマイナス4,700万円減にして、工事請負費として8,200万円計上した経緯があります。そのとき、修繕ではなくて張り替え工事にするという話をしていたんですけども、今回の事業名が修繕工事なので、この内容を教えてください。  続きまして、6ページ、第3表、債務負担行為、上から2つ目、太陽光発電システム運営保守管理業務、10年ほどの期間があります、3億5,640万円。この業務内容を教えてください。  続きまして、34ページ、2款総務費、1項総務管理費、10目財政調整基金費、24節積立金、これ一般財源から10億円ほどの積立てがありますけども、これは前年度20億円ほどの実績収支、要するに剰余金があったと思うんですけども、この一般財源に積み立てるそのパーセンテージ、割合があるのか教えてください。 ◎総務部長(宮国泰誠君)   最初に、太陽光発電システムの保守関係ですけども、この債務負担行為につきましては現在この総合庁舎の駐車場に約1,000キロワットのソーラーパネルを設置しまして、太陽光発電で庁舎の電力に役立てていこうということで、再生可能エネルギー設備の導入によりましてCO2の排出削減にもつながっていくものと思っています。この事業は民間企業との共同申請でありまして、今回環境省の補助事業11月に採択をされました。総事業費としましては7億8,150万円、環境省からの補助金が4億2,510万円、市の負担が約3億5,640万円となります。これにつきましては、1,000キロワットの電力を確保することによりまして、現在の試算ですけども、年間で236万円の経費が浮くということで、10年間債務負担行為を設定してこの民間企業と連携して取り組んでいきたいと考えております。  それから、財政調整基金ですけれども、これにつきましては地方財政法のほうで繰越金の2分の1を下回らない額については基金のほうに積み上げるというふうな決まりがありますので、そのように処理を行っております。 ◎教育部長(上地昭人君)   議案第94号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第7号)の5ページをお願いします。第2表、繰越明許費補正の一番下の段、屋内運動場屋根修繕事業(北中)8,544万2,000円とございます。これ狩俣政作議員おっしゃるように、当初予算で修繕ということで予算計上いたしました。しかし、現状を調査している中でどうもこの修繕ではなかなかうまくいかないということが分かりまして、去る9月定例会で修繕から減額しまして工事のほうに8,544万2,000円計上した経緯がございます。これはあくまでも事業名でございますので、工事としては北中学校屋内運動場屋根張り替え工事という工事で出します。ただ、明許繰越しは当初の事業名でそのまま計上されますので、ここでは修繕事業となっておりますけども、実際の工事は屋根の全面張り替えとなりますので、ご理解いただきたいと思います。よろしくお願いします。 ◆狩俣政作君   じゃ、まず先に5ページの北中学校なんですが、これ明許繰越しとなっていますけども、これ工期はいつ頃なのかということと、また6ページの太陽光ですけども、これ工事がいつ始まるのかなと。駐車場にソーラーパネルを張るということは、屋根ができるというイメージでいいのか、来客の方が雨にぬれないような屋根を張るというイメージなのか、その辺もお答えください。お願いします。 ◎総務部長(宮国泰誠君)   そうですね、ご質疑のとおり、屋根を張ってその上にソーラーパネルを乗せるという形で、市民にとっては雨のときに有効かなというふうに考えております。また、議決をいただいた後、今の計画では来年の1月から工事着工していきたいというふうに考えております。 ◎教育部長(上地昭人君)   この屋根の張り替え工事、下地中学校、北中学校はもう既に発注を終えております。工期は、3月末となっております。ただ、現状の社会情勢が非常に不安定で、船便の遅れと資材の発注をしても搬入の遅れ等が想定されますので、今回繰越明許費の補正をさせていただいておりますけども、基本的には3月末の完成を目指して頑張っていきたいと思っております。 ○議長(上地廣敏君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆下地茜君   議案第94号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第7号)の歳出のほう、44ページです。6款農林水産業費、1項農業費、5目農地費、この中で補正減になっているものがありますので、説明お願いしたいなと思うんですが、1つは多面的機能支払交付金、これが1,028万3,000円減になっているのと、それからその下の下のほうにある農業基盤整備促進事業、これが584万円減になっていますので、ここをお聞きしたいと思います。あわせて、同じページの同じところの農業水路等寿命化・防災減災事業、こちらは逆に4,695万円増えていますので、ここも説明をお願いいたします。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   まず、14節工事請負費ですね。多面的機能支払交付金1,028万3,000円がなぜ減になっているかということについてですが、これは補助金の交付決定によって減額という形になっております。  それと、農業水路等長寿命化・防災減災事業、これ14節工事請負費でございますが、これについては工事の増額を県のほうに要求したところ、増額が認められて4,695万8,000円の事業費をつけることができたということで補正増という形になっております。  それと、農業基盤整備促進事業、13節委託料の件なんですが、これは委託料となっておりますので、これは実績による減という形になっております。 ◆下地茜君   同じところをもう少しお聞きできればと思います。農業水路等長寿命化・防災減災事業のほうですね、県の補助がついたのでということだったので、ここのところのどういう内容のことをやるのかというところをお聞きしたいと思います。  多面的機能支払交付金のほうは補助費が減額になったということでしたが、これは申込みがあって、それに対応するような内容の事業だったかなと思うんですけれども、この申込み等が少なかったということなのか、事業自体がなくなったのか、それとも申請はしたけれども、県に認められなかったのか、その辺りも教えていただけたらと思います。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   農業水路等長寿命化・防災減災事業の増額についてでございます。本事業で施工するパイプラインの破損が多発している中で、事業費を増額することによって破損を最小限に収めるため、当事業の予算が増額となっております。  それと、多面的機能支払交付金なんですけど、これは農業、農村の有する多面的機能の維持、発揮を図るために、地域内に農業者等が共同で取り組む地域活動を支援する事業でございます。各地域農地・水・環境保全管理協定運営委員会のほうへ交付している事業でございますが、これは国からの補助金の交付決定によって減額という形のものが来ているということでございます。 ◆下地茜君   少しじゃページを変えまして、42ページの4款衛生費もちょっと確認させていただきたいんですが、1項保健衛生費、2目予防費、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業、これについて財源が書いていなかったり、あと7節報償費のほうが748万円減になっていますので、これはぱっと見て3回目を打つのかなと思ったんですけれども、違うのかなという気もしますので、ここの説明もお願いいたします。 ◎生活環境部長(友利克君)   42ページです。予防費のコロナウイルスワクチン関係です。まず、結論からいいますと、総括的な予算の増減というものはございません。あくまでもこの予防費の中で報償費を減額した上で他の項目に充てるという予算の組替えとなっております。それぞれを説明させていただきます。  まず、1節の報酬と4節の共済費は、会計年度パート任用職員の増員により、報酬及び保険料などに不足が生じるため、それぞれ増額をいたします。  3節の職員手当等は、コロナワクチン接種は当初2回の予定でございましたが、3回の接種決定を受けまして、職員の時間外勤務手当の増額が見込まれることから増額補正をいたします。  7節の報償費につきましては、このワクチン接種事業といいますのは2つ補助事業がありまして、体制確保事業と負担金事業で予算措置をそれぞれしておりました、報償費につきましては。負担金事業で賄える見込みとなったことから減額をしまして、そのほか新たに必要となった先ほどから申し上げております報償費などに予算の組替えを行うものでございます。  10節の需用費につきましては、3回目接種に向けて封筒など必要な消耗品など購入のために増額をいたします。通信運搬費につきましても、同様に3回の接種に向けて接種券の発送などのために増額をする内容となっております。 ○議長(上地廣敏君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆砂川和也君   何点かまとめて質疑をさせていただきます。  議案第112号、宮古島市過疎地域持続的発展計画の策定についてのまず55ページ、(1)、自然環境の保全、イ、その対策のほうに宮古のごみ一掃運動事業とありますが、これ具体的にどういう事業か教えていただきたいと思います。  続きまして、この宮古島市過疎地域持続的発展計画の57ページ、2の産業の振興というところに、農業用廃プラスチックの処理補助金とございます。これ多分葉たばこ農家がやるビニールとかの処分費用を一部負担するということだと思うんですが、これは1農家当たり幾らとか、畑の大きさで幾らとか、そういうのがあるのかお聞きしたいと思います。  続きまして、66ページになります。8、教育の振興というところに校務支援システム事業というのがございます。校務支援システム事業というのはどのようなものかというのをお聞きしたいと思います。  続きまして、67ページ、9、集落の整備、こちらに平良、城辺、上野、下地、伊良部地区地域とございまして、資料のほうに予算額が載っているんですけども、全ての地区同じ予算額が載っているんですが、ちょっと旧市町村によって大きさもあれも違うんですが、この同じ予算の根拠というのを知りたいと思います。  あと何点かあるんですが、まとめて質疑してもよろしいでしょうか。議案第114号、伊良部屋外運動場整備工事多目的運動場・建築)請負契約についてですが、今多目的前福運動場に屋内運動場があると思うんですが、この伊良部に新しく造るこの屋内運動場は多目的前福運動場と比較してどれくらいの大きさなのか。あと、多目的前福運動場にはトレーニングルームがあったと思うんですが、伊良部屋外運動場にもトレーニングルームとかを造るのかということをお聞きしたいと思います。  あと、議案第115号、財産の無償譲渡について、宝塚医療大学の無償譲渡について、今年の3月定例会で中央公民館を琉球リハビリステーション学院のほうに契約をしていると思うんですが、同じような内容、多少なりとも違うと思うんですが、どういう契約内容をしたかというのを、この無償譲渡について考えるのにちょっと資料として頂きたいので、この琉球リハビリステーション学院とどのような契約を結んでいて、今その琉球リハビリステーション学院のほうはどういう進捗になっているのかということを教えてください。 ◎企画政策部長(垣花和彦君)   財産の無償譲渡に関連いたしまして、砂川和也議員から琉球リハビリステーション学院についての確認のご質疑がございました。これ旧中央公民館ですね、こちらを無償で貸し付けて高等教育機関を設置するということで準備を進めてきましたけれども、学校法人の智睛学園、琉球リハビリステーション学院のほうから、本来は昨年10月に学校法人の智睛学園のほうが旧中央公民館の改修工事、この基本設計に着手を予定しておりましたけれども、新型コロナウイルスの感染症の急激な拡大によりまして入札等の手続に不測の日数を要したため、予算が令和3年度へ繰越しとなっております。その後、新型コロナウイルス感染症の拡大が収束しない中で、智睛学園が当初見込んでおりました学生募集、カリキュラムなどの事業計画を見直さざるを得ない状況が生じておりました。さらに、その後も感染症収束の見通しが立たず、事業の先行きが不透明であるということで智睛学園のほうが開校は困難というふうに判断をいたしまして、事業の廃止をしたいという届出が今年の10月に市のほうに提出をされております。宮古島市といたしましても、事業廃止は予測不能かつ不可避な外的要因であると、やむを得ない事情があるということで判断いたしまして、事業廃止の承認をしております。財産につきましては、こちらについては宮古島市のほうに戻してもらうということで、現在市の所有ということになっております。 ◎教育部長(上地昭人君)   宮古島市過疎地域持続的発展計画の66ページ、校務支援システム事業についてのお尋ねでございます。これ現在、宮古島市におきましては、学校の先生方のパソコン、そして教育委員会の職員のパソコン、これを全てオンラインでつなぎまして、まずメールのやり取りから始まりまして、そして先生方が、例えば子供の通信簿のひな形、そして学籍の確認、こういったことが全てこの校務支援システムでできるようになっております。宮古島市はこの導入が非常に早くて、今年の9月から3期目が運用開始しておりまして、この過疎債を充当することによりまして、この事業が認められますと引き続き過疎債が使えるということで計上しているところでございます。この校務支援システムをフルに活用することによりまして、これからのICT化、あるいはデジタルドリル化ですね、教科書のデジタル化等々もこのシステムによってスムーズに行えるということでございますので、先生方の働き方改革にもつながっていくものだと認識してこれからも鋭意進めてまいりたいと思っています。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   農業用廃プラスチックの補助金の状況についてということなんですが、これは葉たばこやハウスとかそういった資材関係、マルチ等もありますけれど、そういったプラスチック資材を適正に産業廃棄物処理場で処理したものに関して補助金の2分の1以内という形で、これ2分の1以内ですけど、予算の範囲内で補助金を交付しているという形になっております。それと、農家1戸当たり幾らかというようなことではなくて、農家おのおの処理量が違いますので、それは農家1戸当たりの実績に応じて補助金を交付しているという形になっております。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   議案第114号、伊良部屋外運動場整備工事多目的運動場・建築)請負契約についてに係るご質疑でございますが、まずこの伊良部運動場の施設の規模でございますけども、建築面積が3,008.84平方メートル、延べ床面積が2,897.54平方メートルでございまして、トレーニング室はあるかということですけども、トレーニング室はこの施設の中で76.80平方メートル確保してございます。  それから、前福屋内運動場とはどのように違うかといいますと、この施設は前福屋内運動場と比較しますと一回りほど大きいというような状況にございます。 ◎企画政策部長(垣花和彦君)   議案第112号、宮古島市過疎地域持続的発展計画の策定についてのまず67ページについてです。9、集落の整備で、平良地区地域づくり支援事業、これ参考資料でも平良、城辺、上野、下地、伊良部の各地区地域の事業費が同額で計上されているのはなぜかというご質疑だったと思いますが、これは地域活性化を図る上で地域住民による自主的な地域づくり活動の支援を行うための各地域づくり協議会への補助金となっております。それを毎年同額で計上しております。  同じく55ページの宮古のごみ一掃運動事業につきましては、今資料を持ち合わせておりませんので、後ほどお答えさせていただきたいと思います。 ◆砂川和也君   ちょっと伊良部の屋内運動設備について、トレーニングルームも建設予定であると認識しました。こちらのほうは、一般市民の方も利用ができるのでしょうか。  あと、前福屋内運動場にもトレーニングルームがあると思うんですが、そちらのほうは今閉まっていると思うんですけど、今後利用するような考えとかあるのかをお聞きしたいと思います。 ◎生涯学習部長(楚南幸哉君)   教育委員会の前福屋内運動場のトレーニング施設についてであります。今のところは運用はしておりません。先月の臨時会のほうで屋根の修繕を補正してもらっております。それを修繕、修理してからトレーニング施設のほうも再開していきたいと考えております。 ◆砂川和也君   前福屋内運動場のほうは屋根を修理すると開放予定であると。伊良部のほうは、完成すると伊良部も一般市民も利用できるのでしょうか。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   トレーニングルームにつきましては、完成後は一般市民も利用できるようなシステムとなっております。 ◎生活環境部長(友利克君)   議案書の42ページと55ページに同様の似たようなものがありまして、ちょっとその確認に時間を要してしまいました。大変申し訳ございません。宮古のごみ一掃運動というところにつきましては、これにもありますとおり、非常に不法投棄ごみが宮古島は多いというような現状ございます。これまでも当然この不法投棄ごみ対策というものを実施してきているわけでございますけども、これからの新しい過疎地域持続的発展計画の中でもごみの一掃運動を展開していきたいということでもって掲載、盛り込ませていただいているところでございます。ちなみに一斉清掃運動といいますのは、ちょうどこの時期になりますけども、沖縄県がちゅら島環境美化全県一斉清掃というような事業も展開しておりますので、そういったものと併せて市民が一斉にそういう清掃活動といったものに参加できるような仕組みというものをつくっていきたいというふうに考えております。 ○議長(上地廣敏君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆前里光健君   議案第110号の下地玄信育英基金条例の制定についてであります。新旧対照表のほうの8ページで確認をしたいんですが、もともと設置、第1条になるんですけども、かなり限定されている気がするんですが、そこで文章の中に「大学院への入学を認められた本市に勤務する現職教職員」ということで、そこを限定した理由があまりちょっと分かりづらいんですけども、その説明ですね。  また、第2条のほうで「基金として積み立てる金額は、一般会計歳入歳出予算で定める」と書いてあるんですけども、これは約4,100万円ぐらいあったと思うんですね。それが一般会計から繰り入れ、要はそこからまた財源が足りなくなれば一般会計から持ってこれますよというようなことになっている。この仕組みはなぜそうしたのかということがちょっと分からないので、その説明をお願いいたします。  次に、議案第115号、財産の無償譲渡についてであります。先ほど企画政策部長の答弁で、智睛学園、琉球リハビリテーション学院のこの中央公民館使うということで、新型コロナウイルスの影響が理由で事業廃止ということが10月に決まったということなんですけど、ちょっと驚いたんですが、それが今回もまた無償譲渡に近い案件になってしまうんですけど、こういったことがまた起こりかねないわけですよね、コロナの影響でということで。そういった部分で、この智睛学園の部分を踏まえて、このコロナ禍での影響はもう仕方ないということで済ませていくのではなくて、この件に対してもどういう対応ができるのかというのも期待度が高い上にこれ無償譲渡ということになっていきますので、途中で頓挫してしまってはいけないという考えなんですが、その点に関して当局の見解をお願いします。 ◎教育部次長兼教育総務課長(砂川朗君)   まず、議案第110号、下地玄信育英基金条例の制定についてです。使途を限定しているということだというふうに理解しております。まず、下地玄信育英基金については、財源として2つの事業に充てるというふうにしております。そのうち、現職教職員の大学院への入学金、それと給付型の奨学金を新たに設けるということで、その財源ということを目的としております。  この限定したというということですが、この2つに限定しているところなんですが、下地玄信育英基金につきましては寄附金によって創設されたという経緯がございます。今回の改正におきまして基金の使途目的を具体化することで、ご寄附された方に対して寄附金の使途を明確にしていくということで今回財源として明確に示しているところです。改正前におきましては、青少年の健全育成という漠然としたものでありまして、寄附した方がどういった事業に使われているのかというのが分かりにくい点がございましたので、その辺を見直したところでございます。  それと、第2条の部分ですが、積み立てる額を歳出予算に計上して積み立てるものとするというふうにしているんですが、基本的にはこの第2条の考え方は、この下地玄信育英基金に対して積み立てて同様の目的でやっていただきたいという寄附者のご意向があった場合、それを酌んで積み立てる場合に歳出予算に計上しなければ基金への積立てはできませんので、それを明確にしたというところでございます。  次に、財産の無償譲渡についての件ですが、コロナ禍によってどうなるかということなんですが、こういったことがないようにというご質問でございますが、現状大学とのやり取りの中では明確に令和4年から譲渡を受けて事業に着手していくというふうなことをいただいておりますので、これらに対する影響は現時点では考えられませんが、もし何らかの社会的事情等が生じた場合に事業が遅れるということがあっても、それについては契約の中でまたそういった事情が起こればお互いで協議しながら、どういった流れでいついつまでにというようなしっかりした協議を進めて、確実に事業が進められていくようにやっていきたいと考えておりますので、ただ現時点ではそういった影響は考えられておりませんので、しっかり進めていきたいと思っております。 ◆前里光健君   この下地玄信育英基金条例なんですが、これ毎年あまり使われていない予算だったと思うんですけど、この基金を今回用途を定めてやるということなんですが、まずなぜ現職の教職員なのか、また大学院なのかということなんですけど、これはこれまでこの方々、例えば誰がこの審査を行って、この人たちがこの基金に該当しますよとか、行う機関をこれからつくるのか。この足りない部分とかというものが出てくる可能性もありますけど、そういったものに対してどういうふうに対応していくのかというのも気になるので、その審査というんですか、どれぐらい、何名ぐらいがこういうふうに、教職員のほうの枠で何名、就学意欲のあるというような学生のほうからの部分で何名というような設定があるのか。  また、青少年育成という部分のキーワードが抜けているんですけど、それはなぜなのかということの答弁をお願いします。 ◎教育部次長兼教育総務課長(砂川朗君)   まず、現職教職員の大学院への入学金の助成という形についてですが、審査という形ではなくて、今年からこの事業は既に始まっております。ただ、大学院への入学の際に福井大学との連携大学がございまして、その連携大学がそういった形で受け入れる際にこの受入れの大学院生の授業料の半分の補助をするということで、その条件としまして宮古島市も入学金の助成をするということが条件となっております。これで今年の4月から現在1名の方が派遣されておりまして、その分に関しては一般財源をもって対応させていただいているところですが、この事業を継続的にやっていくために財源をしっかり確保したいということから、この財源を明確にしてこの基金を活用させていただくということでやっております。下地玄信育英基金の部分でやっぱり人材育成のために使っていただきたいという寄附者のご意向があったということで、これ今後宮古島市の教育行政の発展に寄与する方の育成に努められるということでそれをやっているところです。  審査の件でございますが、審査に関しては大学が入学を認められた場合、要するに試験をクリアして入っていますので、大学院に入らないとどうしてもその助成を受けられませんので、大学院に入ることが審査につながっているというふうに理解しております。  それで、人数ですが、人数に関しては大学院の入学生は年間2名を上限としておりまして、今年度は1名。また、これは大学院への合格の状況によって2名以下になることもあるというんですが、宮古島市から2名というふうにしております。  それと、奨学金の人数ですが、新規の方を毎年2名を募集していきたいというふうに考えておりまして、初年度ですので、2名。4年目以降4年制の大学に行きますので、最大で8名の枠まで広げられるというふうに考えております。 ○議長(上地廣敏君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆粟国恒広君   私のほうからも何点か質疑していきたいと思います。  まず、議案第94号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第7号)のほうで、42ページで4款衛生費、1項保健衛生費、3目環境衛生費、使用済み自動車の海上輸送費の補助が413万4,000円ついています。この説明と。  6款農林水産業費、3項水産業費、2目水産業振興費の中で46ページです。離島漁業再生支援交付金事業90万8,000円減額になっています。その説明をお願いします。  それと、資料の5ページ、宮古島市過疎地域持続的発展計画の中で、農業振興というか、産業振興の中で、これはあくまでも令和4年度の予算の中でこの数字を示していると思うんですけど、令和4年度以降かなり予算が前年度より少なく計上されているんですよね。座喜味一幸市長は、市長就任のときにやはり農業所得を10%アップするんだという計画の中で、野そ防除にしてもかなり減額されています。あくまでもこれ事業計画ですから、これから予算をどういうふうな感じで導入していくかなというのもありますので、その辺の計画の事業を説明してもらいたいと思います。  それと、議案第115号、財産の無償譲渡についてですけど、先ほども旧中央公民館の智睛学園に無償譲渡ということで、10月に智睛学園のほうから事業の取りやめという連絡あったと。私も昨日企画政策部長のほうにその事業の内容どうなっているかと電話で確認したところ、智睛学園のほうからこの事業を廃止という連絡があったということを聞きました。やはりこの無償譲渡に当たって、子供たちが、学生たちがこの開校に向けてきちっとそれなりに勉強してきたと思うんですよ。そういった中で、やはり10月にこの事業が廃止になったということは、事前にこれ市民に公表する義務があるんじゃないですか。私たちも当時総務財政委員会でその無償譲渡に関してはすごく議論して、市民の財産の上物を20年間無償譲渡するという議論がありました。そういう中で、本市の高等教育という目標の中で無償譲渡と言ったんですけど、その辺の市民への周知というんですか、そこら辺をどう考えているか。  また、これには協定書があったと思うんですよね。ですから、今回宝塚医療大学に対してもこの協定書というんですかね、そういったものはいつ頃に完成して、どういった項目で進められていくのか、その辺を説明をください。 ◎企画政策部長(垣花和彦君)   智睛学園の事業廃止についてでございます。智睛学園の高等専門学校の誘致事業につきましては、議会のほうにも財産の無償譲渡等について承認をいただきまして、事業の推進を行ってきたわけですけれども、まず昨年の10月に国の予算を利用いたしまして、基本設計、実施設計を令和2年中に進めるということで事業の調整を行ってまいりました。その中で、先ほども説明しましたとおり、新型コロナの影響でなかなか事業の進捗が図れないということで智睛学園から報告がありまして、ただ来年の4月に開校という日程がございますので、ぜひそれに向けては努力をして、実施をしていただきたいということで協議を重ねてまいりました。ただ、その中で、令和2年度の国の交付金について、智睛学園のほうからまず繰越しの手続をしたいということで報告がありまして、今年度に令和2年度の予算を繰越しをしてございます。また、その後コロナのほうの影響がなかなか収束しないということで、学生の募集、それからカリキュラムなどを再度調整をしたいというふうな申出がありまして、事業計画の見直しを行ってまいりましたけれども、国の予算が既に繰越しをされている中において、事業計画をさらに後ろのほうに寄せる、延長するということもなかなか難しいという状況等もございまして、協議を行っている中で国の予算を活用するというのが難しいということになってまいりまして、その中で事業の廃止を検討せざるを得ないという状況が智睛学園のほうからございました。最終的には、10月に智睛学園のほうから事業の廃止の届出がございました。  粟国恒広議員からございました早めに市民に周知を図るべきではなかったかということにつきましては、まさしくご指摘のとおりだというふうに思っております。これにつきましては、今後議会のほうにも説明をしまして、その経緯に伴います予算の補正減もございますので、早めに説明をするということでございましたけれども、ご指摘のとおり早めにやっぱり市民のほうにも周知をするべきであったというふうに思います。反省をしております。大変申し訳ございませんでした。 ◎生活環境部長(友利克君)   議案第94号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算書ですね。42ページですよね。使用済自動車海上輸送補助金についてでございます。これ歳入もございまして、ページでいいますと30ページになります。22款諸収入、4項雑入、2目の助成金、離島支援事業協力資金、これが歳入等に充てられます。  この事業は、使用済み自動車の海上輸送費の8割を公益財団法人自動車リサイクル促進センターのほうからの助成を受けて沖縄本島に搬送するという事業でございます。内容としましては、輸送費の8割をこの公益財団法人自動車リサイクル促進センターの助成でもって充てまして、残り2割についてはリサイクル業者が負担をするという事業となっております。市の負担はございません。  補正の理由としましては、4月から6月までの第1四半期の実績が予算措置額を上回る可能性が高いということでもって、歳出におきまして413万4,000円を補正をするという内容となっております。ちなみに令和元年度、それから令和2年度の搬送実績、輸送実績でございます。令和元年度が2,961台、令和2年度が4,073台というような状況でございまして、増加の傾向にあるという状況です。 ◎教育部長(上地昭人君)   議案第115号、財産の無償譲渡についてということでございます。これまでも大学とは約2年にわたり、実は最初は令和2年11月9日に大学の学長より市長に対して宝塚医療大学観光学部の設置計画に関する要望書が出されております。その後、12月11日に城辺地区地域づくり協議会会長より市長に対して宮古島キャンパスでの利活用を要望する要望書が出されたところでございます。令和3年5月31日に、平成医療学園より普通財産譲与申請書及び普通財産貸付申請書、これ上物は譲渡、土地は貸付けというような提出がなされております。これを受けまして、市は大学側と何回にもわたり協議を重ねてまいりました。  そこで、11月25日に公有財産無償譲渡仮契約書というのを交わしております。これは、今定例会において可決された後、本契約になるということでございますけども、この中の第15条、違約金というのがありまして、この指定期間中に指定用途に合わせなくなったときはこの違約金をという項目がございます。この指定期日というのがありまして、第9条、令和5年3月31日までに必要な工事を完了し、指定用途に供さなければならないということがうたわれております。つまりは、今12月定例会で議決をいただきましたら速やかにこの譲渡仮契約書を本契約に変えまして、令和3年末までに彼らは文部科学省に対して開学の申請をいたします。その後1年間の工事期間を経て、改修工事あるいは寮の建設等がありますので、令和5年4月1日には開学をしなくてはならないというような仮契約書を今交わしているところでございますので、今現状では非常に順調に進んでおりまして、文部科学省との調整も進んでいるとお伺いしております。よって、この事業は非常に宮古島市民にとって有益な事業だと考えておりますので、ぜひ議員の皆さん、ご理解のほどご審議をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   まず初めに、6款農林水産業費、3項水産業費、2目水産業振興費の補正額がマイナス90万8,000円ということになっている点でございます。これは離島漁業再生支援交付金事業がマイナス90万8,000円ということで、これは離島漁業の再生支援のために漁場の生産力の向上や水産業、漁村の多面的機能の増収を図る事業であります。これ佐良浜漁業集落、宮古島漁業集落、池間漁業集落へ補助金を交付しているところですが、今回の補正は国の交付決定通知によるものとなっております。  それと、過疎地域持続的発展計画の中の参考資料、5ページの質疑の中で、事業費が下がっているのではないかとのご質疑でございますが、基盤整備事業に関しては計画的な事業執行に努めているところでありまして、この過疎地域持続的発展計画の中に掲載していく事業についてのみ出しているところでございます。  それと、過疎地域持続的発展特別事業ということで単費事業の(1)の事業というのがございますが、概算事業費がまず掲載されていて、年度区分ごとの事業費となっております。これについても、事業費が減っているということではございません。この事業計画にのせていく事業としてこの事業を選択して掲載しているということでございます。 ◆粟国恒広君   まず、再質疑していきますけど、4款衛生費、1項保健衛生費、3目環境衛生費、自動車の廃車がかなり増えていると。やはりこれは当局として今後やっぱり、今4,073台という答弁がありましたけど、これは例えばこれまでも自動車処理に関しては5年前ですかね、かなり補助金を出して、大体加工ゲートの台数が少なくなってきたんじゃないかなと思う中で、今回また4,073台。この要因というか、そういったのを当局どういうふうに捉えているのか、その辺をちょっとお聞かせください。  それと水産業、国の交付金が減額ということで90万8,000円減額になっていると思うんですけど、この減額に対してその事業に対して影響はないのか、その辺もお答えください。  そして、宝塚医療大学、確かに今回また無償譲渡ということで議案が上程されていますけど、やはりこの無償譲渡に関しては、我々も高等教育という感じで議会でもこれまでもいろんな会議で議論されて、宮古島の子供たち、生徒たちのためには本当に必要不可欠な高等教育機関じゃないかなと。しかし、コロナ禍という中で、今この平成医療学園がもう来年、再来年には本当に開校を目指して、それを目指していた子供たちもいると思うんですよ。その中で、新型コロナの中で事業は廃止。そういったことをやはりもう少ししっかり吟味する必要があるんじゃないかなと思っています。  そういう中で、宝塚医療大学、やはり同じような医療と観光ということなんですよね。私が言いたいのは、ビジョンが見えてこないんですよ。例えば無償譲渡、上物を期限付で20年、30年無償譲渡します。その中でじゃ宝塚医療大学がどういった、今上がっているこの無償譲渡の学校の小・中学校に対して、どのようなところをどういうふうな改築してどういうふうに進めたいのか。今この設置計画には人数が100名。それも100名のうち、1学年は宮古島だけでやると、あとの2、3、4学年は本土のほうでやるという計画の中で、本当にこれが可能なのか。これは今からの計画なんですけどね、やっぱり当局としてそこまできちっと見据えて、そういった大事な議案出すときにはそこまできちっと把握して出さなければ、これはもう議会では審議、また同じこと決まったら大変なことになりますよ、これ。その点に対して答弁お願いします。 ◎教育部長(上地昭人君)   今、粟国恒広議員が非常に懸念材料、新型コロナのお話がございました。我々もこの平成医療学園に対しましては、先ほど言いましたように2年前から協議を続けてまいりました。そして、平成医療学園の話もやはりいろいろ耳に挟んでいるところでございますけども、先月やっぱり現場をといいますか、この平成医療学園を見てまいりました。宝塚に本学がありまして、また和歌山県のほうに和歌山県からの要請で医療学部が開設されております。直接教育長、別の出張ですけども、教育長も御覧になられました。非常に学園としては明るい雰囲気。そして、今回学園の定款も提示させていただいております。その定款、そして学園のこれまでの経緯、そういったのを踏まえて、我々としては非常に力のある大学だと見ております。現場もちゃんと見てきました。授業の風景も見ました。そして、中の設備等々、こういったのも逐一説明を受けまして、確認をしてまいりました。  ただ、1年生だけが宮古島キャンパスということでございます。これは説明すれば長くなりますけども、これは経済工務委員会のほうで詳しく説明させていただきますけども、やはり宮古島の子供たちが30人枠を取っていただいています。そういった中で、1年次をこの観光学部で学びます。そうしますと、この学園は専門学校と、また医療大学ほかに、和歌山のほうにも持っておりますので、1年生で普通教育、標準的な教育と英語を学びますので、医療学部への編入も可能になってまいります。それと、1年生でインターンシップと申しまして、宮古島の企業、航空会社とかホテル、こういったところで実習をします。そのマンパワーの補充にも役立つものと考えております。  そこで担当は、宮古島の高校も全部回っております。そして、企業も訪問をさせていただいております。そういった中で、地域ともう連携する準備は既に整っておりまして、地域の企業、そして3つの高校、進路指導部の先生、これからも非常に高い評価をいただいておりますので、その点は我々自信を持ってこの事業を進めてまいりたいと考えております。  以上、今現状でお答えしますけども、また詳しい内容についてはぜひ経済工務委員会のほうでまた質疑をさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ◎生活環境部長(友利克君)   使用済み自動車の海上輸送の増加傾向について、その要因の分析ということでございますけども、事細かに分析をしているわけではございませんけども、ここ数年の宮古島市における観光の急激な伸びに伴いまして、レンタカーがかなり増加をしております。島内でもって使用済み処理をしている車両も相当数あるということ。それから、様々な宮古島一円でもっていわゆる観光関連の大型事業あるいは公共事業などが今集中をしているということで、工事車両なども非常に増加をしている。また、市民の人口増加による車両保有台数も増加しているという傾向がありまして、そういう増加車両そのものの所有の増加傾向と相まって、また廃車をする、使用済みにするという車両も増えているのではないかというような分析をしているところです。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   90万8,000円の減に伴う影響はないかどうかということについてのご質疑でございます。この事業は国の査定というのがございまして、これ海岸線の延長とか漁業世帯数とかということですね。そういった変動の中で査定が行われて、国の交付上限額というのが定められてきます。ということで、事業の実施自体にはこういった査定の中で計画は行われてまいりますので、現状としては影響はございません。 ◆粟国恒広君   農林水産部長、ちょっともう一点だけ聞きたいんですけど、この過疎対策事業に関して、これは計画ですから、令和4年度以降にはいろんな予算を投じて事業を進めていくという中で、やはり本市としては農業所得、いろんなことを考えると前年度並みのやっぱり予算が必要だと思うんですよ。そういう考えで、ここはもう農家の皆さんにも安心してこの事業取り組めるような感じで、最低でも今年度並みの事業予算を計画しているというような答弁がもらえれば本当にうれしいと思います。  宝塚医療大学、これ要望です。子供たち、学生、特にこれから医療関係、観光関係に進む子供たちがいます。親元から高等教育を受ける。智睛学園に関しては管轄が企画政策部でした。今回学校施設関係ということで教育担当になっていると思うんですけど、我々から見ますとみんな学校教育関係だと思うんですよ。そういう意味でその部局を一つにしてしっかりこの事業を取り組む、二度とこういうことが起こらないように。やはり子供たちのことを考えれば、そこを目指してきた2年後、3年後、そのことを考えてみたらこの事業というのは本当にこれから宮古島の子供たちに大事な事業だと思いますんで、ぜひ頑張ってもらいたいと思います。その件に関して教育長答弁お願いします。 ◎教育長(大城裕子君)   宮古島市に宮古島で初の高等教育機関が設置されることになりますと、粟国恒広議員もおっしゃるとおり、本当に各方面での影響が大変大きいと考えています。まず、大学進学に必要となる費用の大きさを考えるときに、自宅から大学に通うことができるということは、保護者あるいは学生自身の経済的な面を含め、あらゆる負担を軽減できるものと考えています。  また、大学側からは、宮古島ならではのホスピタリティ精神あふれる観光人材の育成を目指すというふうに伝えられていることもあり、当方といたしましても宮古島にはホテルなどの観光関連企業も多いですので、地元の優れた人材を送り込むことができると期待しています。城辺地域の活性化にもつながると思いますし、宮古島市の教育環境の向上にも期待できると思います。  さらに、補足いたしますが、宝塚医療大学を運営しております学校法人平成医療学園には履歴事項を全部証明書を提出いただいております。それ以外にも様々な資料をこちらから要求いたしまして、提出いただいております。それらの資料等から、学校法人としての経営形態、そして資産などもこちらとしては把握できている状況ですので、安定した運営ができるものと考えています。宮古島市の子供たちのためにぜひこの事業を実現させていただきたい、実現していきたいと思っておりますので、大学側とまた密に協議を重ねながらしっかり実現してまいりたいと思います。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   令和4年度の予算要求については、農林水産部としても今年度以上の予算を獲得するべく要求を行ってきています。これから財政当局とのいろんな協議が行われていくことに、査定が行われていくことになりますが、市長の一丁目一番地は農業ですので、農業予算の獲得については頑張っていきたいというふうに思っております。 ○議長(上地廣敏君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆下地信男君   私のほうからも何点かご質疑をさせていただきます。  まず、議案第94号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第7号)の歳入の28ページ、19款寄附金、1項寄附金、1目一般寄附金のガバメント・クラウド・ファンディングが510万円ほど減額になっています。これ33ページの歳出のほうで関連するんですかね、GCFエコの島フェスティバル実施事業が減額になっています。その理由を教えてください。  53ページ、10款教育費で、1項教育総務費、6目の学校保健特別対策補助金事業費(コロナ対策)ということで、各学校に支援事業として配分がされております。この事業の内容についてご説明をお願いします。  あと、議案第110号の下地玄信育英基金条例の制定についてですけども、基金を設置してその収益から給付型の奨学金として運営をしていきたいということですけども、実際の運用する規定あるいは条例、それから規則等についてはどのようになっているか。現行の奨学資金貸与条例はありますけども、それとの関連はどのようになっているのかをお尋ねします。 ◎企画政策部長(垣花和彦君)   議案第94号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算書の28ページ、それから関連しまして33ページ、歳出のほうになります。歳入の28ページの一般寄附金のガバメント・クラウド・ファンディングの510万円の減額でございますが、これはガバメント・クラウド・ファンディング、インターネットを通して活動、それから取組に対して思いを共感した人々に寄附を呼びかけまして、その寄附金を活用いたしましてエコの島フェスティバルというイベントを予定をしておりました。これが歳出のほうで33ページに記載されておりますGCFエコの島フェスティバル実施事業でございます。  この内容ですけれども、ビーチクリーンなどのエコ活動と音楽イベントを組み合わせたエコアイランドのPRにつながるフェスティバルを開催する予定でございました。ただしかし、新型コロナウイルスの影響により、先ほどからコロナのことばっかり言っているようですけれども、そういう中で寄附を募る期間、それから開催までのスケジュール、そして開催そのものについてなかなか厳しいということで、今回は事業を実施せずに次年度以降に検討していくということで、今回の補正減という形にしております。 ◎教育部長(上地昭人君)   議案第94号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第7号)の53ページ、6目学校保健特別対策補助金事業費(コロナ対策)、今回329万円の補正増となっております。この事業は、令和2年度予算で約2,400万円強国からのコロナ対策に使用するということで、読みますと「学校の教育活動継続に際して、密閉・密集・密接を回避し、児童生徒・教職員等の感染症対策に必要となる物品の購入等に係る経費を支援する」という目的で、今年度、令和3年2月に急遽予算づけがされました。これを令和3年度に繰り越して、今現在各学校児童生徒規模に応じて配分し、例えば消毒液を購入する、サーキュレーターを購入する、パーティションを購入するとか、あるいは簡易ベッド、様々な対策を学校長の裁量で自由度が高い補助金ということで使用をして、今もうほぼ満額使用を終えようとしているところでございますけども、さらに国が今回また追加でこの補助金が出ましたので、今回追加を計上しているところでございます。  さらに、うれしい話としましては、令和4年度も何か閣議決定されたというようなスキーム図が届いておりますので、これは国からの情報をしっかり捉えながら新年度の予算にも同様に計上して、学校の感染症対策に資する事業として進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。 ◎教育部次長兼教育総務課長(砂川朗君)   議案第110号、下地玄信育英基金条例の制定についてです。基金条例を制定して、その後の実施要綱等の進捗状況についてというご質疑でございます。現在、令和4年度から事業の募集が始められるよう、給付要綱の設置に向けて現在進めているところです。一応要綱については、事務方としては概要案は整理されているところです。基本的な部分としましては、先ほども前里光健議員にお答えしたんですが、給付対象となる人数を年間で新規を2人としております。1人当たり年間36万円を限度額としているということです。これもまだ調整中ではございますが、最大では4年間ですので、最大人数は8人までになるというふうに考えております。  それと、対象者ですが、現行の日本学生支援機構の実施しております無償給付事業もございますので、そういったところと兼ね合いを持たせながら制度設計をしていきたいと考えておりまして、その中で給付の対象とならない生徒、学生を対象とした制度設計をしていきたいと思っております。  現行の貸付制度についてでございますが、現在実施している宮古島市の奨学資金貸与事業についてですが、現在平成27年度から新規の貸付けがない状況が続いております。今回新たな給付型の奨学金の募集を始める令和4年度は一旦募集を停止して、給付型の状況を見ながら1年間給付という形を取らせていただいて、また希望される学生が出られるかどうかの状況を見ながら、またこれが奨学金の貸付けであっても受けたいという学生が見込まれる場合には、令和5年度から再開を検討していきたいというふうに考えております。給付型の奨学金については、他制度と無利子貸付型、そういったものとはちょっと併用できないという形で、いわゆる宮古島市の奨学金とは併用が可能というような制度設計にしていきたいと考えております。 ◆下地信男君   議案第94号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第7号)のまず28ページのガバメント・クラウド・ファンディング、これ今の答弁ではコロナ禍の中で資金調達が厳しかったということと、コロナの影響で開催が厳しいという2つの理由があるということでよろしいですか。調達のほうがこういうコロナ禍でできたのかどうか。要するにこの中止にした理由が、先ほど資金調達がうまくいかなかったというのと、コロナ禍で開催ということができなかったという話がありました。資金調達については、両方ともうまくいかなかったということでよろしいんですか。その辺を少しもう一度お願いします。  議案第110号の下地玄信育英基金条例の制定についてですけども、これから制度設計を固めていくという話です。年間に2名、これは給付型の奨学金ですね。2名、36万円とおっしゃっていましたが、金額の寄附の話はもう財源のこともあるので、なかなか判断ができない状況ですけども、貸付け制度が5年間も滞って申請がなされていない。県外で3万円、それから県内で2万円という状況を踏まえると、やはり金額の面も少し弱かった部分があると思うんですね。できましたら、これから制度設計ということであれば、特に離島県の離島に住む宮古島の子供たちのことを考えると、経済的なハンディを背負っているということを踏まえると、もっと大胆な金額をぜひやっていただきたい。財源のカバーについては、もちろんこれは市長の財政部局と調整をしながら、島を離れて大学に進む、島外に出るということの経済的な負担ということを考えたときに、私たちがこれをしっかり支援していくという考えに立てば、それなりの設計を、大胆な設計をお願いしたいと。これは要望でございます。  それからもう一点、議案第115号の財産の無償譲渡につきましても、粟国恒広議員が先ほど提案した意見に私もそのとおりだと思っています。同じ教育財産である中央公民館は企画政策部が所管する。学校教育施設は教育部で対処している。これ同じ目的の民間の高等教育機関を誘致するという案件にもかかわらず部署が2つにまたがっているということは、こういうノウハウが蓄積できないという、そういう私はデメリットがあると思います。今後宮古島市は、公共施設等の総合管理計画の中で、今抱えている施設をどういうふうにして整理し、活用し、統合していくかという、そういう大事な公共財産の取扱いに面している時点で、こういうふうに担当部署が分散しているということはいい形ではないと思います。市長、この辺のそういったノウハウの蓄積も含めて、やっぱり職員をこういった分野で鍛えていくという、そういう見地からも、私は一つの部署を設けてしっかりやっていくということが必要だと思いますけども、ここで市長のお考えを少し聞かせてください。 ◎市長(座喜味一幸君)   今、下地信男議員からご指摘のありました公共用施設、教育委員会の施設、それから行政当局の財産等々のこの利活用については、本市の大きな課題だと思っております。そういう意味では、この利活用を図りながら地域の活性化、所得をいかに結びつけていくかという大変重要な話、今ご指摘ありましたそれぞれの財産の縦割りが、これは時として計画で横の連携が取れていない場合、あるいは事業の実施の場合、効果についてもその事業計画が必ずしも整合性が取れていないというような傾向は事実として課題としてあるかと思っておりますので、その辺は計画の整合性あるいは今これからの公共施設等の活用についても一元化を含めた総合的な整理をしていかなければならないというふうな課題として受け止めております。 ◎企画政策部長(垣花和彦君)   議案第94号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算書の28ページのガバメント・クラウド・ファンディングに関連する再質疑にお答えいたします。  コロナ禍の影響がどこまで延びるのか、いつ収束するのか、そういうのはなかなか予測がつかない中で、エコの島フェスティバル、大勢の人を集めて行う行事であることからなかなか開催が難しいということがありまして、当初インターネットでクラウドファンディングを行う予定でしたけれども、このクラウドファンディングの募集そのものを今回は実施をしておりません。今年度内の開催は厳しいということで判断をしております。 ◆下地信男君   エコの島フェスティバル、これはエコの島宮古島をPRするのにとても有意義なイベントになると思いますので、機会を得てしっかり取り組んでいただきたいと思います。  繰り返しになりますけども、給付型奨学金については、やはり学業に専念したくてもなかなか進学に当たって多額な経費が必要だという子供たちがたくさんいます。やむなく学業をやめる子供たちもいますね。そういうことを踏まえると、これからの制度設計大いに期待しています。大胆な金額、それから大胆な発想で取り組んでいただきたいと思います。  以上で質疑を終わります。ありがとうございました。 ○議長(上地廣敏君)   次からの質疑については、もう時間も12時前でありますから、昼からにしたいと思います。これでよろしいでしょうか。                 (「異議なし」の声多数あり) ○議長(上地廣敏君)   では、午前の会議はこれにて休憩し、午後の会議は1時30分から再開します。  休憩します。                                     (休憩=午前11時57分)  再開します。                                     (再開=午後1時30分)  午前に引き続き、日程第1、議案第94号から日程第26、議案第119号までの計26件について質疑を行います。  質疑があれば発言を許します。 ◆富浜靖雄君   午後からのスタート、よろしくお願いいたします。  まず初めに、議案第94号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第7号)の8ページ、下から4つ目、第3表、債務負担行為補正の固有種保全に係る外来種対策業務というので、令和3年度から令和4年度までの811万8,000円ついておりますが、これの外来種というのの種別はいろんな種別があると思うんですけど、その対策をする外来種というのはどういうものかというのを教えていただきたいと思います。  次に、議案第94号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第7号)、43ページの4款衛生費、2項清掃費、3目し尿処理費し尿等処理施設整備事業に係る、先ほど平良敏夫議員の答弁で事業費が約21億5,000万円になりますよという答弁をちょっとお聞きして、それでもし決まっているかどうかなんですけど、教えていただきたいと思います。供用開始時期は決まっているのかというのと、処理能力はどれぐらいになるのかというのと、まず今ある現行の施設というのはどういうふうになるのかというのを教えていただきたいと思います。  あと1点、ページ少し戻りまして、議案第94号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第7号)、39ページの3款民生費、2項児童福祉費、4目保育所費の中で、説明にあります保育所等整備助成事業というのが約616万円の減となっているんですけど、この内容について、以上3点教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ◎生活環境部長(友利克君)   まず、議案第94号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第7号)、8ページの固有種保全に係る外来種とはどういうものかについては、少し調べさせていただきたいと思います。後ほどお答えさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。  それから、43ページのし尿処理関係です。供用開始時期につきましては、令和6年度中というところを目指しているところです。今年度に基本設計の予算措置をしまして、もう時期も時期ですので、これは繰越しをいたします。繰越しをして、基本設計を終える時期を9月頃までには終えたいと。その後、令和4年度予算でもって実施設計を行うと。令和5年、そして令和6年で工事を実施すると。令和6年度中には工事を終え、供用開始を目指すという今のところの工程、スケジュールというふうになっております。その施設規模につきましては、処理能力を70キロというところで今想定をしているところです。  現在のし尿等投入施設につきましては、取壊しはいたしません。稼働はしないという予定ではありますけども、新しい施設を稼働させつつ、万一の備え、あるいは将来的に予想を超えるし尿の量が生じた場合などの対応として活用できないか、はたまた別の用途といいますか、油分の処理の問題なども将来的には課題となってくるであろうというところで、そういう油分処理への転用といいますか、そういったところも一応今のところ想定、考えているところですが、今後基本設計などを実施していきますので、そういう中で活用というものも具体化したいというふうに考えております。 ◎福祉部長(下地律子君)   議案第94号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第7号)の39ページ、3款民生費、2項児童福祉費、4目保育所費でございます。保育所等整備補助金の減額についてでございますが、こちらのほうは当初5事業者を予定して予算を計上しておりましたが、その後また各事業ごとの国の補助基準額の改定、それとあと事業を見送った事業者もあって今回の補正減となっております。 ◎生活環境部長(友利克君)   先ほどの固有種保全に係る外来種についてでございます。対象は今のところインドクジャクのみとなっておりまして、これを債務負担する理由としましては、この駆除に当たっては4月がとても重要だというところで、令和3年度中に契約をし、4月にはすぐ事業を実施したいということで債務負担の補正をお願いしているところでございます。 ◆富浜靖雄君   債務負担の外来種の対策業務なんですけど、インドクジャクのみということでしたが、確かにインドクジャクはゴルフ場に行ってもかなり飛んで回っているのがもう見受けられます。農作物の被害もすごいあると思います。イノシシとかにはこの予算は使われないと思うんですけど、イノシシとかの外来種のそういう駆除の予算みたいなのは別でつけられているのでしょうか。  あと、し尿処理施設なんですけど、防衛省予算で当初計画されているというふうにお聞きしていて、市長答弁で予算をスライドして使いますという答弁が以前あったかと思われますが、それはどうなっているのかというのをお聞きします。  あと、先ほどの保育所等整備補助金ですけど、業者が辞退したところもあったということで、今後募集をまたかけてどんどん、どんどん、一応何業者というふうに決まっているとは思うんですけど、そのような対応をしていくというふうな認識でよろしいでしょうか。  以上、よろしくお願いします。 ◎福祉部長(下地律子君)   保育所等整備補助金、今後事業者を公募して増やしていくのかというご質疑だったかと思いますが、今結構施設の整備はこの何年かで大分進んできているところです。今後待機児童の数だとか、その辺も考えながら公募していくことになるかと思いますが、今現在来年の4月、新たにこども園が1か所開園する。再来年にもこども園が1か所開園するということもありまして、今後待機児童入所申込みの状況も見ながら判断をしていきたいと考えております。 ◎生活環境部長(友利克君)   し尿処理施設の整備に関し、市長からこれまで予算をスライドしてというような答弁があったという質疑でございます。平良敏夫議員の質疑にも答えましたとおり、伊良部佐和田での計画につきましては取下げを行いました。そして、新たに平良、荷川取での整備計画を沖縄防衛局に9月30日付でもって提出をしております。市の予算は、先ほど補正予算書にもありますように、減額をしたりというところはありますけども、沖縄防衛局の予算が削除される、減額されたというわけではありませんので、市としましては新計画ですね、新たな計画にまたそれを振り向けるといいますか、スライドさせるといいますか、そういう考え方、受け止めをしているところでございます。  それから、イノシシにつきましては、農林水産部の対応所管となりますので、よろしくお願いします。 ○議長(上地廣敏君)   答弁できますか。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   ちょっと今の補正予算ではございませんけれど、関連してイノシシの駆除につきましては農政課のほうで駆除事業を実施しております。宮古猟友会、それとか石垣猟友会を頼みまして、イノシシの駆除を実施しているところです。 ◆富浜靖雄君   補正予算外の質疑をしてしまいまして申し訳ございませんでした。  し尿処理施設は、市民にとってすごい大切な施設になると思いますので、今後の成り行きをちょっと注視していきたいなと思います。  こども園とか、新しく保育所とかもできるということで、待機児童かなり減ってきているとは思うので、いろいろ市のほうも対応していただいて、すごい頑張っていただいておるので、問題ないかと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。  以上で質問終わります。 ○議長(上地廣敏君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆平良和彦君   提出議案の3ページ、議案第106号、宮古島市保良泉ビーチ条例の一部改正についてですけども、提案理由のほうで誤解を招く現在の施設名というふうにあるんですが、それはあまり聞いたことないもんですから、どういった誤解を招くものか教えていただきたいと思います。  それと、議案第112号、宮古島市過疎地域持続的発展計画の策定についての中の59ページのほうで、大きい見出しで、2、産業の振興、第1次産業で、さとうきび新植促進事業とあるんですが、その事業内容で夏植え作業委託に要する費用の一部を補助するとあるんですけども、この内容を教えていただきたいと思います。  続きまして、議案第94号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第7号)の12ページのほうに、第3表、債務負担行為補正、下地公園清掃維持管理業務とあります。限度額が1,346万4,00円と。この前後に福里公園とかあるんですけど、ここは273万9,000円と。この差があるんですけど、どういう内容なのか教えてください。  あと、34ページ、2款総務費の1項総務管理費、14目沖縄振興特別推進費の城辺地区世代間交流施設整備事業(単費分)とあるんですけども、それの内容を教えてください。  もうちょっと、あと1つですね。44ページ、6款農林水産業費、1項農業費、5目農地費の説明のほうですね、農業水路等長寿命化・防災減災事業、この内容を教えていただきたいと思います。  よろしくお願いします。 ◎福祉部長(下地律子君)   議案第94号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第7号)の34ページでございます。城辺地区世代間交流施設整備事業費、これ単費分となりますが、工事請負費で148万3,000円、備品購入費で100万9,000円の予算計上をお願いしているところです。施設のほうは、整備費として一括交付金であったり、国の児童館への補助金を活用して整備をしておりますが、その中の備品等については対象となっていないことから、今回施設内のカーテンの工事と、あと備品として、子育て支援センター、児童館、交流施設がありますので、例えば授乳用の椅子だとか、あとおむつ交換台、あと電子ピアノですね。あと、電化製品、電子レンジ、冷蔵庫等、そちらのほうを購入したいということで予算をお願いしているところでございます。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   まず初めに、議案第94号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算書の44ページの農業水路等長寿命化・防災減災事業についてでございます。これは、水管理労力が増してきていることから、農業用排水施設の整備並びに水管理施設、維持管理施設、安全施設等の農業用排水に対する施設を整備して水管理の省力化を図る事業でございます。  宮古島市過疎地域持続的発展計画の中のさとうきび新植促進事業はどのような中身かということなんですけど、これビレットプランター等によって植付けをする事業でございまして、これに対する補助という形になっております。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   議案第94号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第7号)の12ページの第3表、債務負担行為補正の中で、下から4番目の下地公園清掃維持管理業務がほかの管理業務、ほかの公園と比較して金額が多い、その理由はということでございますけども、この清掃業務に関しての積算につきましては面積で清掃業務積算をしておりまして、この下地公園が下地野球場周辺の公園でございますので、ここは面積がほかの公園と比較しても広いということでございますので、そういうことで限度額もほかの公園と比較すると多額になっているという状況でございます。 ◎観光商工部長(上地成人君)   議案第106号、宮古島市保良泉ビーチ条例の一部改正についてでございます。提案理由に誤解を招く現在の施設名を改めるということで、誤解ということはどういうことかというご質疑だと思います。現在、県から権限移譲によりまして市が管理をしております海岸は、吉野海岸、それから砂山、前浜、中の島でございます。現在、この保良泉ビーチ指定管理を行っておりますけども、県の土木事務所から問合せがございました。保良泉ビーチというのは権限移譲されていないところ、いわゆる県の管轄だという認識だということで問合せがございました。それから、指定管理の公募に当たりまして、応募を検討している団体から、ビーチが管理をできるのかということで、そういう内容で問合せがあったというふうな情報があります。それで、やっぱりプールとその附帯施設のみが指定管理施設ということになっておりますので、今回明確にするということで今回の一部改正ということを提案いたしております。 ◆平良和彦君   再質疑を行いたいと思います。  過疎地域持続的発展計画の中の59ページのさとうきび夏植え作業委託に要する費用の一部補助なんですけど、これビレットプランターで行うということだったんですけど、これ今まで使っているプランターのことですか。それとも最近新しくハーベスターで刈り取ったサトウキビを植えているのを高野地区でちょっと見たんですけど、そのことではない。どういうもの。今までのものに補助をつけるのかと、あとは補助率が決まっていれば教えていただきたいと思います。これはいいことですので、農家も喜ぶと思います。  次、補正予算書、44ページの農業水路等長寿命化・防災減災事業なんですけども、これ施設を建てるということなんですかね、先ほどの答弁では。ちょっとこれ確認したいと思います。よろしくお願いします。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   過疎地域持続的発展計画の農業といいますか、さとうきび新植促進事業に関してですが、10アール当たり2,500円を補助として実施しております。それと全茎式ですね。先ほどビレットプランター等と言いましたけれども、ビレットプランターと全茎式プランターという形で捉えていただきたいと思います。これ全茎式は従来型でやるものですけど、またビレットプランターというのはハーベスターで刈り取りしたものを入れて植付けしていくというような形のプランターになっています。  それと、44ページですね、議案第94号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第7号)の農業水路等長寿命化・防災減災事業ということですが、これは水路等の長寿命化を図るために、その機能を回復するための補修とか、そういった機能を回復させて被害の発生を未然に防ぐための事業という形になっておりますので、新たに施設を造っていくということではございません。 ◆平良和彦君   もう少し教えていただきたいと思います。プランターの補助で10アール当たり2,500円と。これはいつから始まる事業なのかを教えていただきたいと思います。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   このさとうきび新植促進事業に関しては、今年度から事業は実施しております。計画に載せてありますのは、継続して実施していきたいということで計画のほうに載せているということでございます。 ○議長(上地廣敏君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆下地信広君   1つだけ私からも質疑させていただきたいと思います。  議案書の7ページ、議案第108号、宮古島市こども医療費助成に関する条例の一部改正についてであります。来年の4月から現物給付になるということで大変喜んでおりますが、これからそのシステムの改修、レセプト請求業務とかが入ってくると思いますが、この無料化は、これは宮古島全域の病院に当てはまるのかどうか、これだけお願いしたいと思います。 ◎福祉部長(下地律子君)   議案第108号、宮古島市こども医療費助成に関する条例の一部改正についてでございます。下地信広議員ご質疑の医療機関は宮古島全域にわたるかということでございますが、今現在も全域での医療機関対象としてやっておりますので、引き続き今回の改正については通院を中学校卒業までに拡充するということになっておりまして、医療機関のほうに変更はないと考えております。 ◆下地信広君   ぜひとも市民に徹底した周知をお願いして私の質疑を終わります。 ○議長(上地廣敏君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆山下誠君   3点ほどお願いします。  まず、議案第94号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第7号)です。4ページ、第2表、繰越明許費補正の2款総務費、1項総務管理費ですが、伊良部庁舎解体事業、それから平良第二庁舎解体工事、これを繰り越す特別な事情についてご説明願います。  それから、歳出の42ページ、4款衛生費、1項保健衛生費、2目予防費、職員手当等についてですけれども、198万8,000円。これ何人がどの程度時間外勤務をされたのか教えてください。  最後に、議案第114号、伊良部屋外運動場整備工事請負契約についてですが、これちょっと施設の具体的なイメージをしたくて教えてほしいんですけども、これは屋根があって、これJTAドーム宮古島のようなことをイメージすればいいのか。それから、中の空調設備は整っているのか。あと、下に人工芝を敷くのかどうか教えてください。 ◎総務部長(宮国泰誠君)   議案第94号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算書4ページ、第2表、繰越明許費の補正でございます。2款総務費で伊良部庁舎解体工事並びに平良第二庁舎解体工事の繰越明許費の補正をお願いしているところですが、原因といいますか、我々としては令和3年度内に解体を終えるスケジュールで今動いております。ただ、解体設計の段階でちょっとアスベストが見受けられるということで解体の設計のほうで若干工期の延長が見られましたので、念のために繰越しの手続を補正しているということでございます。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   議案第114号の伊良部屋外運動場整備工事多目的運動場・建築)請負契約についてに係るご質疑の中で、イメージとしてJTAドーム宮古島のようなものかということですけども、そうですね、イメージとしましてはJTAドーム宮古島、そのような形のものでありまして、このJTAドーム宮古島よりもやや小さめということでございます。大体51メートル掛けるの51メートル、内部のほうはそういう形になっております。  それから、空調設備があるかということですけども、この屋外運動場整備についての空調設備はございません。  それから、下のほうは人工芝作りなのかということですけども、そのとおりでありまして、人工芝を施すことといたしております。 ◎生活環境部長(友利克君)   補正予算書の42ページの予防費の時間外勤務手当198万8,000円についてでございます。これは、今後3回目接種が行われますので、職員の時間外手当が当然増えてくるだろうということで措置するものでございまして、これまでの実績ではございません。新型コロナワクチン接種対策室には、正規の職員、それから任用職員合わせますと15名ほどの職員がおりますので、それら職員の時間外勤務の手当として今後見込まれる措置でございます。 ◆山下誠君   ちょっと伊良部の野球場についてもう少し。空調設備なんですけども、先ほど砂川和也議員が質疑をしたときにトレーニング室を設置するということで、そちらにも設置はされないのかどうかということと、あとプロ野球も含めて野球で主に使うと思うんですけど、それ以外の時期に、2月から3月以外の時期にどのような方々の利用を見込んでいるのかということを、今考えていることを教えてください。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   空調整備の件でございますけども、この屋外運動場の全体には空調設備はございません。  それから、2月以降の利用についてですけども、2月以降もいろいろなフットサルとか、あるいはゲートボール、もちろん市内の野球大会を、県内外の野球の大会など、それからそのほかにもいろいろ社会人野球とかの練習とか大会等はございますので、そういったのを含めまして市としましてもいろいろこの球場使用についてはPRしていきたいと考えております。 ◆山下誠君   その利用のことなんですけども、建設部長、今後あそこにかかる維持管理のコストをどのように見積もっていますか。それを見ながらこの利用状況も考えなきゃいけないと思うんですけども、あれを造ってそこが利用されないということだけはないように、JTAドーム宮古島もなかなか利用が進まない状況なので、そこをどのようにコスト見積もっておられるか、お伺いします。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   コスト面については、確かに気にかけていかなければならない。施設を管理する以上はコストがかかっていくのは致し方ありませんけれども、このコストが市の負担とならないように、コスト面についてはしっかりと注意しながらいきたいなと考えております。コストはメインスタンドだけで一千五、六百万円ほどかかります。全体が出来上がりますとそれ以上コストはかかるものだと思っておりますけれども、やはりこのコストをなるべく抑え込むようなといいますか、あるいはコスト以上にこの球場ができたということで宮古島市のいろんな産業への波及効果に努めながら、やはり伊良部野球場を造ってよかったと言えるように、市民が評価できるように、市としてはこの伊良部球場の管理運営に努めていきたいと考えております。 ○議長(上地廣敏君)   ほかに質疑はありませんか。                 (「休憩お願いします」の声あり) ○議長(上地廣敏君)   休憩します。                                     (休憩=午後2時10分)  再開します。                                     (再開=午後2時11分) ◆友利光徳君   議案第111号の宮古島市立図書館条例の一部改正についてでありますけども、これは城辺小学校の児童たちの勉強の場になっております。2019年10月に、城辺小学校の子供たちに、6年生なんですけども、アンケートを実施したら、10名の方が勉強をするために使っていると。残りの7名は、これは先生と言っているんだけども、多分又吉さんのことじゃないかなというふうに理解しております。そういうアンケートを取って、これ無償譲渡の対象ですよね。ということは、これ経営方針というのはどのような経営でいくのか、どこが経営するのか。そして、委員会は、特に目標にしているのは何を目標にしてこういうふうな、例えば財政的なものなのか、そういったのがあるのであればそれを説明してください。  次は、議案第112号の宮古島市過疎地域持続的発展計画の策定についてのことなんですけども、これ少し注文というのかな、目次を見た場合に沖縄県企画部がつくった新たな振興策の骨子をそのまま丸写ししたような気がしてならないんだけども、どのようなメンバーでこういうことを策定したかということ。  それに関連して議案書36ページの優良繁殖雌牛奨励補助事業の問題ですけども、沖縄本島の南部地区は補助牛に対しては約50万円ぐらい補助を出していますけど、一括交付金を利用して。報酬は、今年まで10万円だったというふうに思っております。この優良補助牛の奨励事業についての説明をどのようにやっていくのか、説明を求めます。  それと、次の議案第115号の財産の無償譲渡についてでありますが、資料によるとこの相手側の学校は登記簿上では不動産賃貸業だとあります。ですよね。違いますか、登記簿謄本。この不動産鑑定業務に生じた、いわゆる支払った額というのかな、例えば相手側がやったのか、本市がやったのか、どれぐらいなのか。  先ほどの説明で城辺地区地域づくり協議会からの要請があったというふうに説明を聞いたんだけども、こういう事務的な流れについて城辺地区地域づくり協議会はどのような事務的な流れをして皆さんに要請したのか、議事録がちゃんと作成されているわけですね。その辺についての説明を求めます。  残存価格、いわゆるその施設はどれぐらいの価値を持っているのか、有しているのか、その辺についても説明を求めます。  それと、城辺中学校の体育館は、城辺のトレーニングセンターが解体されることに伴って、城辺中学校の体育館を使わなければ体育協会の行事ができません。この城辺中学校の体育館の位置づけはどのようになっているのか、使えるのか、使えないのか。  次の議案第118号の市営土地改良事業(農用地保全)仲原地区の計画変更について説明を求めます。  以上、聞いて再質疑します。 ◎企画調整課長(石川博幸君)   過疎地域持続的発展計画につきましては、副市長を委員長としまして、庁内の庁議メンバーで構成される委員会で策定をしております。また、作成に当たりましては、国から示されました計画作成の作成例に基づきまして計画を作成いたしております。 ◎教育部長(上地昭人君)   これまず学校のほうからちょっとお答えいたしたいと思います。  旧城辺中学校不動産鑑定業務につきましては、令和3年7月27日から10月15日まで275万円をかけまして、これは市が鑑定会社と契約をして鑑定をいたしました。結果といたしまして、この城辺中学校4つの施設とその敷地、これを鑑定をしました。残存価格、まず中央の普通教室及び管理棟なんですけども、これは平成17年3月に建築されて、築16年たっております。これが面積1,707平方で1億9,563万3,000円。次、特別教室。これは、1階が平成5年、2階が平成8年に増築されまして、築25年から28年たっております。これ面積が611平方メートルで、価格が5,412万6,000円となっております。続きまして、体育館。これは、建築年が昭和63年3月、築33年経過しております。面積が853平方メートルで、鑑定額が3,884万4,000円。4番目に食堂ですけども、これは面積が190平方メートル、昭和60年3月に完成しておりまして、築36年経過しております。残存価格が1,028万7,000円。合計で2億9,889万円の残存価格でございます。  そのほか、土地につきましては、これからこの評価額によって賃貸契約を結びますが、その評価額としては1億4,461万7,000円、面積が1万5,871平方メートルとなっております。ただ、鑑定にかけた用地のうち、競技場の入り口の駐車場、そしてプールの部分の面積をこれから除外しますので、この資料にあります賃料よりは若干面積が下がるし、年間の賃料も下がってまいります。これは今、今定例会で分筆業務を予算計上しておりますので、面積が確定しましたら賃貸の契約に持っていく予定でございます。  あとは、図書館のまず利用ですけども、図書館につきましては、これはもちろん生涯学習部の管轄ではありますけども、この宝塚医療大学の学校図書館として利活用をしたいという申入れがございました。その経緯としまして、まず市が城辺図書館を廃止という方針を打ち出しました。その後に城辺地区地域づくり協議会から存続の要請が市に届いております。そういったことを踏まえて、今回の計画の中で宝塚医療大学のほうに大学の図書館としての利活用は検討できないかということを打診しましたら、彼らも学校に図書館は必要だということで運営を大学側が行いまして、ただしこれまで同様あるいはこれまで以上に市民の利活用も図る。そして、隣に小学校がありますので、小学生たちは親が迎えに来るまではそこでお勉強しますので、そこにはやっぱりキッズスペースを造って、大学の生徒たちも一緒に勉強の、宿題のお手伝いもしたいと、させていただきたいというような計画になっております。  それと体育館は、大学側の考えは、譲渡を受けて開学をしましても、地域のバレーボール大会とか、そういった大会があれば、地域から申入れがあれば優先的に開放をしたいということも言っておりますし、もちろん競技場、グラウンドにつきましても地域優先ということで、体育の時間にちょっとしか使わないんですけども、地域が使う陸上競技大会、グラウンドゴルフ、ゲートボール大会、こういったのがあれば市民優先ということで申入れしていますし、相手も了承しているというところでございます。いずれにしましても、まず市と一体となって開学をして進めていきたいという意思は非常に強く持っておりますので、そういった方向で今調整を進めているところでございます。  ちょっと質疑が多岐にわたっておりますので、もし答弁漏れございましたら指摘をしていただきたいと思います。よろしくお願いします。                 (議員の声あり) ○議長(上地廣敏君)   休憩します。                                     (休憩=午後2時23分)  再開します。                                     (再開=午後2時24分)
    ◎教育部長(上地昭人君)   城辺地区地域づくり協議会からの要請、要望書についてでございます。平成2年12月7日付で城辺地区地域づくり協議会会長、中村様から要望書が出ております。これについて特に議事録というのは作成はしておりませんで、まず前教育長のところを訪ねられて、要望書を持参して、私も一緒に同席させていただいたということで、要望書を受け取ったということで、特に議事録云々は作成はしておりません。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   まず初めに、過疎地域持続的発展計画の36ページですね。優良繁殖雌牛奨励補助事業についてでございます。この事業の詳細についてということで、資料2の宮古島市過疎地域持続的発展計画の参考資料というのがございます。その中の5ページのほうに、一番下のほうですが、優良繁殖雌牛奨励補助事業の概算事業費が載っております。令和3年度から令和7年度までということで、年間4,465万円という形になっております。これは、来年度事業としては一括交付金を一部、この事業費の中の4,465万円ですけれど、その一部は一括交付金を充てていきたいというふうに今現在計画をしているところでございます。  あと、議案第118号、市営土地改良事業(農用地保全)仲原地区の計画変更についてでございます。今回の変更の仲原地区については、当初受益地区内で整備されている仲原地下ダム浸透池整備工事の着手が平成29年度当初では未定であったため、当該工事箇所を受益地区として計上しておりました。工事が着手されたため、受益面積を減としております。当初受益地区の面積が14.3ヘクタールでありましたけれど、12.7ヘクタールへの変更となることによるものです。 ○議長(上地廣敏君)   答弁漏れはありますか。                 (議員の声あり) ○議長(上地廣敏君)   休憩します。                                     (休憩=午後2時27分)  再開します。                                     (再開=午後2時28分) ◎教育部長(上地昭人君)   教育委員会の狙いをということでございます。まず、宝塚医療大学の観光学部から要請がありました。それを教育委員会まず内部でこの事業についてどういった事業なのかを精査をいたしております。同事業は公益性並びに公共性があると我々は認め、営利を目的としない利活用であるとして今回の無償譲渡を案として提案したわけでございます。やはりこの大学が、高等教育機関が宮古島市に設置されることで、これはまず地域の活性化も図られるものだと考えていますけども、教育面ではその子供たちとこの大学生のコラボレーションが図られ、そして大学側も出前講座あるいは高校生、中学生がその大学に来て講座を受けることもできる。そして、地域との連携も図りたい。そして、子供たちのその採用枠も確保したい。そして、先ほども答弁しましたとおり、その宝塚医療大学の医療学部というのがありますから、そこへの編入も認めたい。そして、ここを卒業した本土の子供たち、これがまた4年生になったときにインターンシップで3か月から半年宮古島の企業を選択することもできますので、そこで仕事をされて、これが宮古島にそのうちの一部が定着をして、その学んだ子供たちと観光面でのサイクル、マンパワーのサイクルとか、そういう学校の産、官、学連携のこういった知見といいますか、これが宮古島に幾ばくかでも落ちれば、これは宮古島の教育面を含めて発展になるんじゃないかということでの今回の提案でございます。 ◆友利光徳君   再質疑じゃないんだけども、議案第113号の宮古島市道路台帳等作成業務についての説明を求めます。これは構成率ですか、何対何なのか。そして、宮古島市における道路の延長ですか、何メートルかというのを教えてください。  それと、議案第114号の伊良部屋外運動場整備工事多目的運動場・建築)請負契約についての工事契約書の構成率ですね、何対何でどれぐらいの金額なのか、その辺を教えてください。  もう一つは再質疑になるんだけども、教育部長が今営利目的ではないというふうな答弁をしていますけども、これ会社は不動産賃貸業務をやってはいないですか。教育関係ばっかりなの。もしあれだったら教えてちょうだい。私がちょっと見間違いをしているかもしらんけども、登記簿謄本か何かないかな。教育部長、休憩でいいんだけどね、これ後ろのほうに事業、この法人は利益を学校の経営に充てるため、次に掲げる収益事業を行うとあって、不動産賃貸のそういうのがあるんだけど、これは…… ○議長(上地廣敏君)   ちょっと暫時休憩します。                                     (休憩=午後2時32分)  再開します。                                     (再開=午後2時33分) ◎教育部長(上地昭人君)   この中に不動産賃貸業というのがあります。大学自体はこれは学校法人ですから、利益を求めているものではございませんけども、この併設する学生寮、これは学校施設から外れますので、この学生寮に生徒が入って家賃を取ればこれは賃貸業に当たるということでの記載だと理解しておりますが。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   議案第114号、伊良部屋外運動場整備工事多目的運動場・建築)請負契約について、議案第113号の宮古島市道路台帳等作成業務についてのJVの割合ですけども、この2本とも7対3の割合でございます。  それから、道路台帳整備で路線名は何本ぐらいかということでしたけど……延長。延長は、939キロメートルでございます。 ◆友利光徳君   教育部長にもう一度お尋ねをします。この地域づくり協議会というのは、要は各庁舎がなくなって、非常に権利というのかな、事務的権利、いろんな権利が任されております。話によると、その地域づくり協議会の会長が独断でいろんな行事をやるというふうな話が、情報が入って、こういう地域づくり協議会から要請があって議事録がないというのは、非常にこれはどうかなと私は思います。ということは、その経緯になった議事録があるはずです。なければこれは駄目です。ぜひ探して提出してください。 ○議長(上地廣敏君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆上里樹君   質疑をさせていただきます。  まず、議案第94号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第7号)の4ページ、第2表、繰越明許費の補正ですが、第2款総務費、1項総務管理費についてですけども、先ほどの質疑でアスベスト対策の答弁がありました。このアスベストの改修はいつ頃までに完了の予定でいるのか、お聞かせください。  それから、第8款土木費、3項都市計画費について、繰越しの理由をお聞かせください。  それから、8ページです。第3表、債務負担行為の補正についてですけども、現在の債務負担の総額は幾らになっているのか伺います。  それから、72ページですけども、議案第114号、伊良部屋外運動場整備工事多目的運動場・建築)請負契約について、業者はこれは指名は何者を指名したのか、それから地域外労働者を活用する工事になっているのか伺います。  それから、74ページです。議案第115号、財産の無償譲渡についてですけども、今、友利光徳議員にもるるご答弁がありました。この相手方が、いわゆる平成医療学園がどのような経緯で手を挙げてきたのか。要するに事業をしたいという手を挙げてきたのか、その経緯についてお伺いします。  それから、契約の内容についてですが、午前中の答弁で仮契約を今定例会で認められればという話がありましたけども、その仮契約の契約書が資料として配付されていませんけども、その大まかな内容についてお聞かせください。  それから、譲渡の目的なんですが、この目的を読みますと、75ページの3、譲渡の目的に、まず2行目、宝塚医療大学の観光学部(仮称)を開設するため、それから4行目、閉校学校の跡地利用を促進する、その続きで、大学を設置するための学校法人負担を抑制する、それから大学運営の経営支援を図る、長期的な存続に資するということが目的として挙げられていますけども、ここになぜ先ほど友利光徳議員にお答えになったような人材育成や地域の振興やこういった教育施設としての趣旨の肝腎要が欠落していたのかということなんですけども、先ほどの答弁をお聞きして一定理解はできましたけども、これでは舌足らずではないかと指摘したいと思います。これだけを読むともうほかの事業所でもよいのではないかと誤解を招いてしまいます。  以上、伺います。 ◎総務部長(宮国泰誠君)   繰越明許費の補正でアスベストが発見されたということで、いつ頃撤去かというご質疑だったかと思いますが、先ほどの山下誠議員にもお答えしましたとおり、現在解体に向けての解体設計を行っております。  そういった中でアスベストが発見されたということで、若干の解体設計の工期を延長しているところです。ただ、この2件の庁舎につきましては、令和3年度内、来年の3月までには解体、撤去というスケジュールで今進んでおります。  それともう一つ、債務負担行為の総計ということでございます。ちょっと数量が多いもんですから、現在集計を進めておりますので、出来上がり次第ご報告したいと思います。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   まず、議案第94号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第7号)の中の4ページの第2表、繰越明許費補正の8款土木費の3項都市計画費について、繰越し理由でございますけども、まず竹原地区土地区画整理事業(旧地活金)の578万7,000円についての理由でございますけども、これは理由としましては物件補償の年度内成立が不明確なため、またそれに伴う範囲内の工事用地が確保できず、工事が実施できていないために繰越しをするものでございます。  それから、その下の沖縄振興公共投資交付金事業(街路事業)の9,804万6,000円でございますが、主な理由としましては占用許可物件の移設に不測の日数を要したため、移設後に着手予定であった歩道舗装工事について年度内の完了が困難となったことが主な理由でございます。  それから、その下の沖縄振興公共投資交付金事業(公園事業)ですが、1,344万5,000円。この理由としましては、カママ嶺公園内のあずまやにおいて、今年度実施の健全度評価により使用禁止措置となったため、更新工事の必要性が生じた。したがって、更新工事に伴い、あずまやの選定及び配置計画において不測の日数を生じているということが繰越しの理由でございます。  それから、議案第114号、伊良部屋外運動場整備工事多目的運動場・建築)請負契約における工事において業者を何者指名したかということでございますが、これは8者でございます。  それから、その工事において地域外経費があるかということでございますが、この工事においては地域外経費はございません。 ◎教育部長(上地昭人君)   先ほど令和2年からその要望書が来ましてという話を答弁させていただきましたけども、今資料を見ますと、最初は令和元年4月22日、宮古島市にて市企画調整課と高等教育機関設置構想事務局との意見交換ということが記載されておりまして、まず平成医療学園としましては令和2年度中に先ほどお話ししました和歌山県からの要請を受け、和歌山保健医療学部の開設を、もう既に開設されておりますけども、その当時は予定をしていたと。そして、大阪府に留学生別科と介護福祉別科の設置を予定をしていたと。それで、その平成医療学園としては、やはりヘルスツーリズムとかこの観光と医療をマッチングした大学というのがこれまで日本にないということで、今後のヘルスツーリズムを見据えたときにはやはり観光と医療は不離一体だという構想があったようでございます。そういったことで、日本で一番観光が、空港があり、ホテルがあり、自然環境があり、そして特に地元のホスピタリティがあるこの地域というのは、観光の集積地は宮古島だということを常々おっしゃっております。そういったことで、宮古島にその白羽の矢が立ったのかなと感じておりまして、その後はやはり調整を重ねながら要望書の提出、そして無償賃貸への要請書等々があったというふうに理解をしております。  それと、仮契約書につきましては、これまでちょっと協議したんですけども、無償譲渡について仮契約書は添付をしていないということでしたので、物はできていますけども、たまたま添付をしなかったということですので、要請があれば資料として配付したいと思います。 ◆上里樹君   債務負担行為についての総額は事後ということですけども、負担の限度額は定めてありますか、お伺いします。  それから、議案第115号、財産の無償譲渡についてですけれども、令和元年4月22日に企画調整課と協議をしているという答弁がありましたけども、そこに至る過程で公募をかけたのか、どういう経緯でそういう手を挙げるきっかけになったのかというところをお聞きしたいと思います。  それで、要望という件で、城辺地区地域づくり協議会からの要望と、この平成医療学園からの要望、これちょっと私整理がつかないんですけども、要するに城辺地区地域づくり協議会から平成医療学園の無償譲渡を要求してきたのか、それとも平成医療学園から要望が来たのか、お答えください。  以上ですけども、答弁をお聞きしてまた再質疑します。 ◎総務部長(宮国泰誠君)   ただいま債務負担行為に関する限度額というご質疑だったかと思うんですけども、これについてはおのおのの事業によっての限度額というのは当然今の予算書にもあるとおり定めてありますが、宮古島市全体として債務負担行為の限度額というものを定めてはおりません。 ◎教育部長(上地昭人君)   まず、城辺地区地域づくり協議会からの要請と平成医療学園からの要請ということの区別でございます。2度答弁になりますけども、令和2年11月9日に大学学長より市長に対して宝塚医療大学観光学部の設置計画に関する要望書がまず提出されております。その後、12月11日に城辺地区地域づくり協議会会長より市長に対し宝塚医療大学の宮古島キャンパスでの利活用を要望する宮古島市城辺中学校の利活用に関する要望書が出されております。これ無償譲渡とかそういうのではございません。その後で令和3年5月31日に学校法人平成医療学園理事長名により、普通財産譲与申請書及び普通財産貸付申請書の提出がなされているところでございます。  まず、廃校の利活用につきましては、学校が廃校になりますとこの施設の有効活用を図らなければならないと考えております。まず第1に、庁舎内での利活用。これは、砂川中学校が今生涯学習部の管轄で有効に利活用されております。まず、これが第1でございます。  第2に、その利活用がない場合、これはもちろん民間での利活用もありますけども、今回これ資料を見ますと、以前の担当でございますので資料を見ますと、最初は高等教育関係の件で訪問をしましたと。ただし、この中では、この理由、位置づけがなければ施設利活用の公募は不要だという判断をされたようでございます。そのときに、この平成医療学園の話がなければ、これがずっと続けば公募ということもあったかもしれませんけども、その時点ではもう公募、要するに廃校になるもう前から動いていたということで、教育委員会としましてはやはり廃校後すぐさま利活用を図ったほうが施設の老朽化も防げるというような気持ちもあったかなと推察しておりますので、そういった経緯で実際公募という形は取っておりません。 ◆上里樹君   債務負担行為の限度額が定められていないというんですけども、これもう下手すると10年を超えるような負担、それを計上するわけで、これが財政運営に影響が出かねません。ですから、それは一定程度この財政計画に基づく限度額の設定というのが計画的に行われるべきだと思いますから、ぜひ定めるべきだということをご指摘したいと思います。  それから、議案第115号、財産の無償譲渡についてですけども、今お聞きすると結局両方から利活用の要求があったと。城辺地区地域づくり協議会と平成医療学園からあったと。私がお聞きしたいのは、その統廃合が進む前からそういう情報をキャッチしていたということで、要するに統廃合計画があることをその平成医療学園が知って、統廃合後は私たちにお任せくださいという話になったと理解していいですか。 ◎教育部長(上地昭人君)   これ統廃合によりまして城東中学校ができたわけですけども、城辺と砂川と福嶺が3つ学校が空くわけですね。そして、そのときは既に伊良部も廃校になって施設が空いていると。だから、城辺に最初から直接的を絞ったわけではなくて、どこか統廃合によって空いた施設があればそういった有効活用を図りたいというのが最初の流れだったかと記憶しております。 ○議長(上地廣敏君)   ほかに質疑はありませんか。  休憩します。                                     (休憩=午後2時56分)  再開します。                                     (再開=午後2時57分)  ほかに質疑はありませんか。 ◆新里匠君   議案第112号、宮古島市過疎地域持続的発展計画の策定についてとありますけれども、これ過疎債とかを受ける際につくらなければいけないものなのかと、これと関係しているのかということを教えてください。  その内容についてですけれども、多岐にわたっておりますけども、これは全体的にこういう水産業とか居住もそうですけれども、こういう項目があって、それについてどうなっているかということをまとめるというふうなそもそものものなのかというところを教えていただきたいと思います。  もう一個ですね。議案第110号、下地玄信育英基金条例の制定についてとあって、資料1の新旧対照表の中に改正の部分が3点あるんですけれども、このものを見ると、学業意欲が高く、大学での修学の意思がある者とかという部分は、元の「将来本市の発展に寄与する人材育成及び青少年の健全育成を図るため、下地玄信育英基金を設置する」という最初の設置目的で賄えるように思えるんですけども、今回この改定をしなければいけないというそもそもの考えをお聞かせいただきたいと思います。その改正案の3点について、どういう意図でこれを足したのかという部分をお聞かせいただければと思います。 ◎企画調整課長(石川博幸君)   宮古島市過疎地域持続的発展計画に載っていることで、過疎債が活用できるというふうになっております。そして、過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法の第4条で「過疎地域の持続的発展のための対策は、第一条の目的を達成するため、地域における創意工夫を尊重し、次に掲げる目標に従って推進されなければならない」という項目がありまして、その中でこういう項目に沿って目標を達成してくださいというふうになっておりますので、その項目に沿って計画を盛り込んでおります。 ◎教育部次長兼教育総務課長(砂川朗君)   議案第110号、下地玄信育英基金条例の制定についてでございます。まず、改正前の部分で「人材育成及び青少年の健全育成を図るため」というところと、今回目的において、大学院への入学金補助並びに奨学金の給付事業に充てるということで変えたところなんですが、まず下地玄信育英基金の経緯がございまして、そこをちょっと説明させていただきます。  下地玄信育英基金に関しましては、もともと財団法人下地玄信育英会がございまして、そちらのほうが給付事業として奨学金の給付事業を実施してまいった経緯がございます。その残余財産を市のほうに寄附されたということで、寄附として人材育成に充てていただきたいということで、市のほうとしましては人材育英基金という形で設置したところです。当時この基金を受けたときは、使途、財源としてどの事業に充てるかというようなことがまだ計画されていなかったというふうに思っておりまして、じゃこの寄附をされたご子孫の方々に問合せを、向こう側からも問合せがございまして、どういった事業に使うんですかというようなことがございました。それで、じゃこれまで使われてきた奨学金の給付事業を引き続きできるような形でじゃ体制を整えましょうということで今回の基金の設置に当たったところです。これに関しては、そういうことから寄附者のご意向を反映させて、基金の使途、目的を条例ではっきりと具体化させることで寄附者に対して使途を明確にするということで今回の改正を行ったところでございます。 ◆新里匠君   宮古島市過疎地域持続的発展計画の策定ですけれども、その内容が第4条のほうに書いてあるからそのとおりまとめているという答弁だったかなと思いますけれども、その中にちょっとあるのが、地域における情報化という部分があるんですけれども、今は超高速ブロードバンド環境が整備されてきたと、完了されたというふうに書いてあって、今後「島内に整備された超高速ブロードバンド環境・5Gなど次世代通信技術を活用し、これまで本市にない新たな産業の創出を図る」ということが書いてありますけれども、大変重要な文言かなと思っていますけれども、この超高速ブロードバンドの環境が整備されたということは、これは、もうそれ以上は今の環境以上のものにはならないということかということを確認をしたいです。というのは、やっぱり情報速度が東京とかと比べるとちょっと弱いのではないかということがあります。NTTを含め総務省に確認をしても、その遅いということの原因が分からないといったような内容を聞いております。今後その部分も認識をしていただきたいという思いを持っているんですけれども、新たな産業の創出を含めてどのように考えているのか、お聞かせ願えればと思っております。  続いて、下地玄信育英基金ですけれども、寄附された関係者の方から照会が役所にあったと、どういう目的で使うのかという部分というものがあったようですけれども、これは使途、目的をはっきりするということはいいかなと思うんですけれども、この基金自体の、例えば「大学院への入学金に対する補助金を交付し」という部分とか、がちがちにこれに使わなければいけないということを決めてしまうと、ほかの充てないといけないという事例が出てきたときにそれは大丈夫なのかということを確認をしたいんですけれども、ここはどう考えているのかお聞かせをいただきたいと思います。 ◎企画政策部長(垣花和彦君)   過疎地域持続的発展計画の中の地域における情報化についてのご質疑にお答えいたします。  現状を踏まえた上で、その対策として「島内に整備された超高速ブロードバンド環境・5Gなど次世代通信技術を活用し」というふうにうたっております。新里匠議員ご指摘のとおり、超高速ブロードバンド環境というのはある程度宮古島市でも整っているというふうに考えております。ただ、今後についても民間の事業所などから海底ケーブルを新たに敷設をして宮古島に情報通信網を整備したいという計画などの提案もございますので、提案といいますか、照会もございますので、今後とも情報環境というのはさらに充実、整備されていくことになるというふうに考えております。その中で、宮古島市としてどのような事業が展開できるのか、そういうことを具体的に検討しながら今後のデジタル化社会に備えていく必要があるかというふうに考えております。 ◎教育部次長兼教育総務課長(砂川朗君)   使途、目的をがちがちに固めてしまうとという話でございますが、逆に今回はやっぱり基金には残高、限度がございますので、この基金を活用して2つの事業をしっかりと財源を確保していくということで、この財源がある限りこの事業を進めていきたいという意思がありますので、2つの事業にこの基金を活用した事業に取り組んでいきたいということで、目的と使途をはっきりさせたところでございます。 ◆新里匠君   この情報化の話、ブロードバンドの話ですけれども、やはり宮古島は資源が少ないし、島国でありますから、交通体系も陸続きのところよりは弱いと。当然のものだと思っていますけれども、やはり新たな産業という部分では、この情報通信網を世界と同じ環境にすることによって新たな産業の創出を図れると私も思っております。市長ここに書いてあるということは、それの認識をされていると思っております。市長、副市長でもいいんですけれども、企画政策部長が重要だと言った部分、その新たな産業の創出という部分をどう考えているかというところをもしお考えあればお聞かせいただきたいなと思います。  この下地玄信育英基金ですけれども、その使途を明確にすることによってちゃんとした利活用をするんだという部分ももちろん理解はしますけれども、例えばほかの青少年のという部分とか、そのほかの島外への子供たちの派遣とか、そういう部分にも使えたりしないのかなと思ったので、一応確認をしました。また改めてほかの機会にこれはちょっと聞いてみたいなと思っております。お願いします。 ◎企画政策部長(垣花和彦君)   離島の宮古島にとって、現代の発展著しい情報化の技術、こういうものを活用するというのは非常に重要なことだというふうに思っております。この件に関しましては、国もデジタル庁、そういうものを整備しまして、地方のデジタル化をどんどん進めていくという方針を示しております。そういう中で、市のほうにもいろんな民間企業あるいは県、国から情報がどんどん入ってきます。それについては、市長、副市長を交えていろいろ勉強会を重ねておりますので、そういった意味では市長、副市長とも認識は十分に持たれておりますし、今後やっぱりそういう方針で事業の展開を取り組んでいくということになろうかと思います。 ○議長(上地廣敏君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆西里芳明君   議案第115号、財産の無償譲渡についてですけども、やはり学校統廃合の後のその経過をおっしゃっているんですけど、これ地域の活性化のためにはやっぱりこういった医療法人、学校法人などが来て…… ○議長(上地廣敏君)   マイクを使ってください。 ◆西里芳明君   城辺地区のためになるんじゃないかなと思っているんですけど、やはりこの土地の評価額ですよ。賃料が518万8,000円となっておりますので、やはりその統廃合した後の空き校舎を宮古島市のためにこんなふうに利活用できるのはとてもいいことだと思いますけど、この無償譲渡した後の固定資産税の評価額はどのようになっているのか、教えていただきたいと思います。 ◎教育部長(上地昭人君)   学校法人でございますので、固定資産税は納めなくていいことになっているかと思います。そういうふうに理解しております。 ○議長(上地廣敏君)   ほかに質疑はありませんか。                 (「質疑なし」の声多数あり) ◎教育部長(上地昭人君)   すみません、補足させていただきたいと思います。これから寮を建設する予定です。学生寮につきましては学校法人の施設と別になりますので、その点については発生するのかなと思料しております。 ○議長(上地廣敏君)   これにて質疑を終結します。  ただいま議題となっております、日程第1、議案第94号から日程第26、議案第119号までの計26件については、お手元にお配りした議案付託表のとおり、各所管委員会に付託します。なお、議案第94号の歳出については、歳出款項別審査委員会表により所管委員会のご審査をお願いします。  ちょっとお諮りします。時間も3時16分、ただいまの時刻過ぎております。しばらく休憩して追加議案のほうに入っていきたいと思いますが、どうでしょうか。10分程度休憩を取りますか。そのまま継続しますか。                 (「休憩」の声あり) ○議長(上地廣敏君)   じゃ、しばらく休憩をして、3時30分から再開します。  休憩します。                                     (休憩=午後3時17分)  再開します。                                     (再開=午後3時30分)  本日の会議時間は、議事の都合によりこれを延長します。  次に、日程第27、議案第120号を議題とし、提案者から提案理由の説明を求めます。 ◎市長(座喜味一幸君)   大変お疲れさまですが、追加議案を提出させていただきます。令和3年第9回宮古島市議会定例会に追加提出しました議案についてご説明申し上げます。今回提出しました議案は、予算議案1件でございます。  それでは、ご説明申し上げます。議案第120号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)です。今回の補正は6億1,914万9,000円の増で、歳入歳出予算の補正のほか、地方債の補正を行い、補正後の歳入歳出予算の総額をそれぞれ420億9,689万2,000円と定めてあります。  以上、ご説明申し上げました。なお、本議案は先議案件として取り扱っていただきますようよろしくお願い申し上げます。慎重なるご審議の上、議決を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(上地廣敏君)   これで提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑があれば発言を許します。 ◆久貝美奈子君   追加議案第120号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)について伺います。  歳出11ページお願いします。3款民生費、2項児童福祉費、1目児童福祉総務費、子育て世帯等臨時特別支援事業の事業内容について伺います。1人当たり10万円相当の給付と聞いておりますが、給付の方法について伺います。よろしくお願いします。 ◎福祉部長(下地律子君)   子育て世帯等臨時特別支援事業でございます。国は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている子育て世帯を支援する観点から、令和3年度子育て世帯等臨時特別支援事業を実施するものとしております。児童を養育している者の年収が960万円以上の世帯を除き、ゼロ歳から高校生までの子供たちに1人当たり10万円相当の給付を行うものでございます。先行給付として子供1人当たり5万円の現金を支給することとし、事務費も含めて全額国庫負担となっております。本市の対象児童は1万423人を見込んでおり、そのうち本市が支給している令和3年10月支給、9月分になりますが、の児童手当支給対象となる児童については申請は不要ということで、年内に児童手当の支給登録口座へ振込支給する予定としております。そのうち、児童手当の支給情報等により把握できる高校生がいる場合も同時に支給をする予定となっております。  今回、補正予算で計上しているものは、先行給付と言われております5万円の分のみでございます。次の5万円については、まだ国のほうから正式な文書等が届いていないということでございます。 ◆久貝美奈子君   先に先行給付として5万円ということなんですが、これは現金支給ということでしょうか。残りの5万円については、同じように現金支給ですか。クーポン支給ということですか、お願いします。 ◎福祉部長(下地律子君)   先行給付の5万円は、国のほうからも現金給付ということで振込をする予定となっております。残り5万円分の今言われておりますクーポンでの支給でございますが、自治体の実情に応じて現金も可能とするというふうに言われてはいるんですが、まだ正式に国のほうから要綱等が出されていないという状況でございます。その状況、条件等も確認しながら検討していきたいと考えております。 ◆久貝美奈子君   支給のスケジュール等はもう決まっているんでしょうか。 ◎福祉部長(下地律子君)   支給のスケジュールということでございますが、まずは児童手当の受給者のほうに申請不要で支給をする分に関しましては、今月12月23日の振込に向けて準備を進めたいと考えております。高校生だけの世帯とか、あと公務員、うちの児童家庭課のほうで情報がない世帯に関しましては申請が必要となってくるんですね。それで、申請を受け付けるのが年明けの1月からになる予定と考えております。 ○議長(上地廣敏君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆前里光健君   同じ議案第120号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)の11ページのほうの歳出、3款民生費、2項児童福祉費、1目児童福祉総務費の今答弁いただいているんですけども、データベースにないものに関して言えば高校生のほうは申請を受け付けるということでありますが、これはもう速やかにやはり出していかなければいけないというところでありますので、申請を受けるに当たってはどのような告知というか、広報を考えていくのか。できればそういうのを広く見落としのないような形で進めていただきたいというふうに思っておりますが、まずその件に関してぜひお願いします。 ◎福祉部長(下地律子君)   周知はとても重要だと考えております。申請が必要な方につきましては、全て文書でもって申請についての通知をしていきたいと考えております。あと、そのほかに活用できる例えば広報紙であったり、新聞であったり、活用できるものは活用して周知をしていきたいと考えております。 ◆前里光健君   広報紙であったり、いろいろ周知を図っていくということなんですけど、今LINEアプリといったものもあるので、そういったものでもできるのかなとは思いますけど、そういったものを活用しながら進めていただきたいと思います。  そして今、久貝美奈子議員もおっしゃっていたんですが、残りの5万円というものはまだ決まってはおりませんけども、他市のほうではもう既に首長が現金のほうで考えていくというような方向性があったりというようなこともあって、昨日松野博一官房長官ですか、こちらの官房長官の発言によって今後そういった広がりが高まっていくんではないかなというふうに思っているんですが、今現時点で市長はこのクーポンに関してはどのようなお考えを持っているかということをぜひご答弁お願いします。 ◎市長(座喜味一幸君)   支給に当たっては、スピード感をまず持つこと。地域に合った効果的な、消費を喚起するような経済対策としての所期の目的が達成できるようにすること。それから、事務をできるだけ合理化しないと、これまで我々ワクチン接種も含めて班をつくっての対応をしてきたんですが、できれば事務の合理化等を含めて総合的に検討していくべきものと考えております。 ◆前里光健君   スピーディーに配布していくというクーポンでやってしまいますと、また期間が限定されたり、あとはそういった使い道というのが、用途が決まってしまいます。新年度に当たっては相当貧困家庭、いろいろ世帯によって入学金であったり、塾、教科書、制服等いろんなものに対して必要になってまいります。これをクーポンで制限してしまうと用途が限られてしまう。また、例えば役所においても、このクーポンを発行するんであればそのシステムをつくったり、対応できる企業とか、そういったものをつくっていくまで時間がかかってしまいますので、そういった部分でぜひ現金支給のほうを考えていただきたいというふうに要望して終わります。 ○議長(上地廣敏君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆粟国恒広君   1点だけ聞きたいと思います。  議案第120号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)、13ページです。11款災害復旧費、3項公共土木災害復旧費、3目港湾施設災害復旧費についてですが、この海岸漂着物地域対策推進事業補助金ですけど、これ県からの補助金だと思うんですけど、本市はこの予算をどういうふうな感じで取り扱っていくのか、その辺をちょっとお聞かせください。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   13ページの3目港湾施設災害復旧費についてですが、この事業は国土交通省の国庫補助事業でございます。それで、事業の内容としましては、平良港湾区域内に軽石が来た際に、船舶の運航に支障を来す状況となればバックホーで撤去し、積み込み、そしてトラックで仮置場まで撤去を行うというふうな作業を想定しております。平良港湾区域としましては、トゥリバー海浜、それからパイナガマビーチ、下崎船だまり、西仲船だまり、大浦湾などの9つの施設を想定しております。 ◆粟国恒広君   9つの地域を対象にして補助金を交付するということですが、この軽石というのはもちろん漂着している中で、今宮古島市の3漁業協同組合に問い合わせたところ、やはり軽石の影響で沖に出れない。要するにこの船舶が、漁船がこの軽石の影響で、エンジンの冷却水などに軽石が詰まって漁に出れないと。もう各漁師は、自分で自費でこのフィルターというのですか、それを各自で取り付けている漁師がいるんですよ。やはりそういったところにもしっかりこういった支援ができないのか。漁に出れない。軽石を吸ってエンジンが止まる。エンジンが止まると、いろんな計器に故障が行く。それはもう沖に出てエンジントラブルということと、これ人命に関わる問題だということで、今回この漂着物という感じで海岸あるいは漁港関係に漂着しているものをしたいという今の答弁かなと思うんですけど、ぜひこういった支援の枠を広げて、漁業従事者の船舶に対する、エンジントラブルのもとになっているそういったフィルターの取付けに対しても検討できないか、その辺を答弁お願いします。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   漁業者に対する今支援といいますか、それに対しては国、県の補助といいますか、それがまだ示されていない状況にあります。今後、漁業協同組合等とも意見交換しながら検討していきたいというふうに考えております。 ◆粟国恒広君   これは要望になるんですけど、やはり軽石問題というのは何も漂着物だけじゃないと。この漁業に従事している方々のこういった影響にも軽石の問題は来ているということを十分当局は把握して、速やかに漁業協同組合を通してぜひ対策を取ってほしいと思います。  終わります。 ○議長(上地廣敏君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆平良敏夫君   12ページの海岸漂着物等地域対策推進事業、その事業の説明をお願いできますか。 ◎生活環境部長(友利克君)   12ページの海岸漂着物等地域対策推進事業について説明をいたします。海岸漂着物関係予算につきましては既決予算、現在の予算ですね。既決予算でもちまして102万1,000円を計上しているところでございます。しかし、今般の軽石漂着対策としまして、委託料、消耗品として4,620万円を積み上げ、計上するものでございます。軽石の漂着は予測や見込みを立てることが非常に困難な自然現象でありますけども、既に各地の漁港、そして砂浜に大量に漂着している状況でございます。軽石の漂着は、本市の基幹産業であります水産業及び観光業に強い懸念あるいは影響が予想されています。また、生活航路及び物流航路の安全、安心、安定的な運航を脅かす事態にもなりかねない状況でございます。そのため対策費としまして、撤去費や運搬を委託する費用と土のう袋など作業に要する消耗品などを計上しているところでございます。  12ページは歳出でございまして、歳入としまして8ページに4,158万円を計上をしております。県の補助金でございます。これは、先ほどの4,620万円の10分の9、90%に相当する予算でございます。 ◆平良敏夫君   これ現在宮古島市あちこちに軽石漂着しておりますけど、砂浜だったり、海岸だったりですね、もう港以外にも。その砂浜の例えば保良海岸だったり、吉野海岸だったり、浦底漁港とか、そういうところも撤去費用になるわけですか。 ◎生活環境部長(友利克君)   海岸漂着物関連の予算につきましては、これあくまでも砂浜に限った予算ということになります。港湾施設2つございますね。漁港あるいは物流港湾、平良港などの港湾がございます。そういう港湾につきましては、またそれぞれ別の国庫補助予算あるいは県予算というものがありますので、そういう補助予算を活用するということになります。ちなみに4,600万円ほど歳出でもって積み上げをしておりますけども、これは宮古島一円に軽石が漂着し、それを撤去する際に4,600万円ほどかかるのではないかというような見積りでもって計上をしているところでございます。現状はもう宮古島でいう北海岸から東平安名崎までの海岸はほぼほぼ軽石が漂着をしている。漁港についても、狩俣漁港から島尻、真謝、浦底、そして保良まで各漁港にも軽石はもう入ってきていると。そういう実情ありますけども、現在は地元の方々のボランティア的な活動でもって、取組でもって何とか港の運航を維持しているというような状況ではございますけども、今後は予算措置をした上はそういった地元の方々との協力などもいただきながら軽石の撤去というものを進めていきたいというふうに考えているところでございます。 ◆平良敏夫君   撤去の仕方ですけど、多分重機入るところは重機入れたりするんじゃないかな。パワーショベル入れたり、そういうことになると思うんですけど、問題は保良泉もちょっと見てきたんですけど、重機が入るような場所じゃないんですよね。ああいうところをどういう方法で撤去するのか。先ほどボランティアを募ってやっているという話もあるんですけど、宮古島市にとってちょっと危機的な状況でありますので、市民もちろんそうなんですけど、建設業界も、もちろん漁業協同組合の方たちも相当危機感持っております。建設業界とかいろんなとことボランティアをお願いすることも大切かと思っているんですけど、共同して撤去してほしいと思っているんですけど、いかがですか。 ◎生活環境部長(友利克君)   軽石の撤去方法については、なかなか確かに今この1か月会議を持ちながらどういった手法が取れるかというところを内部でも協議をしているところですけども、具体的な方法というのものは固まっているという状況ではございません。やはりこれはもう人力でもって取り除かなければいけないような作業がほぼほぼそういう作業が主になるのではないかというふうに思っております。漁港でありますとか、港湾でありますとか、そういったところは海の中まで人が入るわけにいきませんので、重機あるいは何かしらの機材を使っての撤去といういうことも考えられるんですけども、砂浜については重機を入れるというようなことはなかなか難しいというのが実態としてありまして、そこは人力でもって処理していかなければいけない。しかし、もうこれ全部の砂浜となりますと数十キロというような単位になってきますので、大変な作業になります。  そこで、どういった処理をお願いしていくかということになりますけども、これは先ほどボランティアの話が出ましたけども、ボランティアの方々でも限界があるというふうに思っておりますので、平良敏夫議員から提案がありますように、島内の主な団体といいますか、そういったところにも撤去委託をしていきながら、一方ではまたボランティアを募りながら撤去作業を進めていくという方法しか取れないのではないかというふうに思っておりますので、建設業界をはじめ、それから宮古島観光協会あるいは商工会議所などなど漁業協同組合も、そういったところへの撤去協力の要請というものを近々やってまいりたいというふうに考えているところです。 ○議長(上地廣敏君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆砂川和也君   先ほどから粟国恒広議員、平良敏夫議員がおっしゃっているように、軽石の問題が非常にあるんですが、ボランティアを募ると今答弁でいただいたんですが、どのような方法でボランティアを募るんでしょうか。今幾つかのビーチクリーン団体、ボランティア団体が、Facebook上とかで情報のほうを共有して軽石を拾っております。クリーンセンターのほうで土のう袋をいただいて、その土のう袋に入れて集めていると後で収集車が取りに来てくれるという方法を取っているんですが、一応今いい方法としてはちり取りとかを使って取るというのが一番いいとか、手袋をちゃんとしてくださいというのがあると思うんですが、ボランティアにも先ほど限界があるというお話だったと思うんですけど、ボランティアを募るという方法をどのように考えているのか、このFacebookとかでつながっている今ビーチクリーンの団体を把握している課はあるのかということを教えてください。 ◎生活環境部長(友利克君)   ボランティア団体の把握については、これは今回の軽石問題以前から環境衛生課のほうでもって清掃に関係するボランティア団体あるいは個人といったものの把握はしているところでございます。要するにボランティアでもって清掃をしますので、ごみ袋などをくださいというような申請があるわけですね。そういう団体、個人合わせますと155ほどの団体、個人、多くが団体ということになりまして、そういうネットワークといったものはできてはおります。ただ、何分あれだけ大量の軽石を撤去するとなりますと、そういったボランティアの方々だけでは限界がある、困難ではないかということで、提案のありますように様々な団体の皆様にも撤去の協力をお願いしたいというふうに考えているところです。 ○議長(上地廣敏君)   ほかに質疑はありませんか。                 (「質疑なし」の声多数あり) ○議長(上地廣敏君)   質疑はないようでありますので、これにて質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっております日程第27、議案第120号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、直ちに処理したいと思います。これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声多数あり) ○議長(上地廣敏君)   ご異議なしと認めます。  よって、そのとおり決しました。  これより討論に入ります。  日程第27、議案第120号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)に対する討論の発言を許します。                 (「討論なし」の声多数あり) ○議長(上地廣敏君)   これにて討論を終結します。  これより議案第120号を採決します。  本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声多数あり) ○議長(上地廣敏君)   ご異議なしと認めます。  よって、議案第120号は可決されました。  お諮りします。ただいま可決されました議案第120号の議決に伴い、議案第94号及び議案第120号について、会議規則第43条の規定による条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、これを議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声多数あり) ○議長(上地廣敏君)   ご異議なしと認めます。  それでは、条項、字句、数字、その他の整理を要するものものは議長に委任することと決しましたので、議案第120号、令和3年度宮古島市一般会計補正予(第8号)は(第7号)と改め、これに伴い議案第94号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第7号)は(第8号)と改め、整理をします。  なお、両議案に係る計数整理等のため、暫時休憩します。                                     (休憩=午後4時00分)  再開します。                                     (再開=午後4時01分)  お諮りします。議案第94号及び議案第120号の2件については、補正予算案の号数及び補正前の額等を整理するものでありますので、これを承認することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声多数あり) ○議長(上地廣敏君)   ご異議なしと認め、そのとおり決しました。  これで本日の日程は全部終了しました。  よって、本日の会議はこれにて散会します。                                     (散会=午後4時02分)...